阿蘇山の火山の状況に関する解説資料
レベル1(活火山であることに留意)
火山名 | 阿蘇山 | |
---|---|---|
警戒レベル等 | レベル1(活火山であることに留意) | |
位置・標高 | 北緯32度53.06分 東経131度06.23分 標高1592m |
<噴火予報(噴火警戒レベル1、活火山であることに留意)が継続>
阿蘇山では、火山ガス(二酸化硫黄)の放出量が増加しています。
なお、防災上の警戒事項等に変更はありません。
阿蘇山では、火山ガス(二酸化硫黄)の放出量が増加しています。
なお、防災上の警戒事項等に変更はありません。
火山活動の状況及び予報警報事項
阿蘇山では、火山ガス(二酸化硫黄)の放出量が概ねやや多い状態で経過しており、昨日(17日)実施した現地調査では1日あたり1700トン(前回9日、1000トン)に増加していることが観測されました。火山ガス(二酸化硫黄)の放出量には短期的な揺らぎが見られることから、本日(18日)も現地調査を実施し、活動状況を確認します。
孤立型微動や火山性地震は多い状態ですが、火山性微動の振幅は小さな状態で経過しています。
地殻変動観測では、火山活動に伴う特段の変化は認められません。
16日に実施した現地調査では、緑色の湯だまりが引き続き中岳第一火口底の全面を覆っており、湯だまりの表面温度に大きな変化はありませんでした。
このように火山ガス(二酸化硫黄)の放出量は増加していますが、他の観測データに火山活動の活発化を示す兆候は認められません。
孤立型微動や火山性地震は多い状態ですが、火山性微動の振幅は小さな状態で経過しています。
地殻変動観測では、火山活動に伴う特段の変化は認められません。
16日に実施した現地調査では、緑色の湯だまりが引き続き中岳第一火口底の全面を覆っており、湯だまりの表面温度に大きな変化はありませんでした。
このように火山ガス(二酸化硫黄)の放出量は増加していますが、他の観測データに火山活動の活発化を示す兆候は認められません。
防災上の警戒事項等
火口周辺に影響を及ぼす噴火の兆候は認められませんが、火口内で土砂や火山灰が噴出する可能性があります。また、火口付近では火山ガスに注意してください。
火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。