阿蘇山の火山の状況に関する解説資料
レベル2(火口周辺規制)
火山名 | 阿蘇山 | |
---|---|---|
警戒レベル等 | レベル2(火口周辺規制) | |
位置・標高 | 北緯32度53.06分 東経131度06.23分 標高1592m |
<火口周辺警報(噴火警戒レベル2、火口周辺規制)が継続>
中岳第一火口から概ね1kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。
中岳第一火口から概ね1kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。
火山活動の状況及び予報警報事項
中岳第一火口で1月7日08時05分に発生した噴火は、本日(24日)15時現在も継続しているもようです。20日以降、噴煙は最高で火口縁上900mまで上がりました。風下側では降灰が確認されています。
21日夜間から22日明け方にかけて、火映(高感度の草千里監視カメラによる)を観測しました。
火山性微動は、変動を繰り返しながらやや大きな状態で経過しています。
21日に実施した現地調査では、火山ガス(二酸化硫黄)の放出量は、1日あたり2700トンと多い状態でした。
GNSS連続観測では、深部にマグマだまりがあると考えられている草千里を挟む基線において、2018年後半頃から緩やかな伸びの傾向を示しています。
このように、火山活動の高まった状態が続いています。
21日夜間から22日明け方にかけて、火映(高感度の草千里監視カメラによる)を観測しました。
火山性微動は、変動を繰り返しながらやや大きな状態で経過しています。
21日に実施した現地調査では、火山ガス(二酸化硫黄)の放出量は、1日あたり2700トンと多い状態でした。
GNSS連続観測では、深部にマグマだまりがあると考えられている草千里を挟む基線において、2018年後半頃から緩やかな伸びの傾向を示しています。
このように、火山活動の高まった状態が続いています。
防災上の警戒事項等
中岳第一火口から概ね1kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。
風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るおそれがあるため注意してください。また、火山ガスに注意してください。
地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。
風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るおそれがあるため注意してください。また、火山ガスに注意してください。
地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。
次の火山の状況に関する解説情報は、27日(月)16時頃に発表の予定です。 なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。