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桜島の火山の状況に関する解説資料

 レベル3(入山規制)

火山名桜島
警戒レベル等  レベル3(入山規制)
位置・標高 北緯31度35.55分
東経130度39.40分
標高1117m
<火口周辺警報(噴火警戒レベル3、入山規制)が継続>
 南岳山頂火口では、本日(9日)05時38分に爆発が発生し、噴煙が火口縁上5000mまで上がりました。南岳山頂火口及び昭和火口から1kmを超えて飛散する大きな噴石や小規模な火砕流を伴う噴火が発生する恐れがあります。

火山活動の状況及び予報警報事項

南岳山頂火口では、本日(9日)05時38分に爆発が発生し、噴煙が火口縁上5000mまで上がりました。弾道を描いて飛散する大きな噴石は、雲のため不明でした。その後、火山性地震は少ない状態で経過しており、ごく小規模な噴火が時々観測されています。
 
 本日実施した現地調査及び電話による聞き取り調査では、鹿児島市、姶良市、霧島市、湧水町及び宮崎県と熊本県の一部でこの噴火に伴う降灰を確認しました。桜島島内で大きな噴石は確認できませんでした。
 
 島内に設置している傾斜計及び伸縮計で、昨日(8日)21時以降、山体膨張を示すわずかな地殻変動が観測されていましたが、本日05時38分に発生した噴火に伴い概ね解消されました。
 
 桜島で火口縁上5000m以上の噴煙を監視カメラにより観測したのは、2019年11月8日17時24分に南岳山頂火口で発生した爆発による火口縁上5500m以来です。なお、6月4日の爆発に伴う噴煙は、気象研究所の解析によると、火口縁上約8000m以上に上がったと推定されています。
 桜島では、南岳山頂火口を中心に、引き続き噴火活動が継続すると考えられます。

防災上の警戒事項等

南岳山頂火口及び昭和火口から概ね2kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。
 風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るため注意してください。
 爆発に伴う大きな空振によって窓ガラスが割れるなどのおそれがあるため注意してください。なお、今後の降灰状況次第では、降雨時に土石流が発生する可能性がありますので留意してください。
次の火山の状況に関する解説情報は、10日(月)16時頃に発表の予定です。 なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。

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