薩摩硫黄島の火山の状況に関する解説資料
レベル2(火口周辺規制)
火山名 | 薩摩硫黄島 | |
---|---|---|
警戒レベル等 | レベル2(火口周辺規制) | |
位置・標高 | 北緯30度47.58分 東経130度18.32分 標高704m |
<火口周辺警報(噴火警戒レベル2、火口周辺規制)が継続>
1月10日から1月13日15時までの薩摩硫黄島の活動状況をお知らせ
します。
1月10日から1月13日15時までの薩摩硫黄島の活動状況をお知らせ
します。
火山活動の状況及び予報警報事項
薩摩硫黄島では、噴火は観測されていません。
火山性地震はやや多い状態で経過しています。火山性微動は観測されていません。
1月10日以降の火山性地震の発生状況は以下のとおりです。なお、地震回数は速報値であり、精査の結果、後日変更することがあります。
1月10日 45回
11日 37回
12日 41回
13日15時まで 24回
12日に気象庁機動調査班(JMA-MOT)が実施した現地調査では、火山ガス(二酸化硫黄)の放出量は、1日あたり800トンでした。前回(10日500トン)と同程度で、やや少ない状態でした。また、10日と11日に実施した赤外熱映像装置による観測では、前回(2016年7月5日)と比べ熱異常域の拡大や高まりは認められませんでした。
白色の噴煙は、最高で火口縁上200mまで上がりました。
地殻変動観測では、火山活動に伴う変化は認められません。
火山性地震はやや多い状態で経過しています。火山性微動は観測されていません。
1月10日以降の火山性地震の発生状況は以下のとおりです。なお、地震回数は速報値であり、精査の結果、後日変更することがあります。
1月10日 45回
11日 37回
12日 41回
13日15時まで 24回
12日に気象庁機動調査班(JMA-MOT)が実施した現地調査では、火山ガス(二酸化硫黄)の放出量は、1日あたり800トンでした。前回(10日500トン)と同程度で、やや少ない状態でした。また、10日と11日に実施した赤外熱映像装置による観測では、前回(2016年7月5日)と比べ熱異常域の拡大や高まりは認められませんでした。
白色の噴煙は、最高で火口縁上200mまで上がりました。
地殻変動観測では、火山活動に伴う変化は認められません。
防災上の警戒事項等
火口から概ね1kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石に警戒してください。
風下側では降灰、風の影響を受ける小さな噴石及び火山ガスに注意してください。
風下側では降灰、風の影響を受ける小さな噴石及び火山ガスに注意してください。
次の火山の状況に関する解説情報は、16日(月)16時頃に発表の予定です。 なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。