口永良部島の火山の状況に関する解説資料
レベル3(入山規制)
火山名 | 口永良部島 | |
---|---|---|
警戒レベル等 | レベル3(入山規制) | |
位置・標高 | 北緯30度26.60分 東経130度13.03分 標高657m |
<火口周辺警報(噴火警戒レベル3、入山規制)が継続>
口永良部島では、火山活動が高まった状態となっています。新岳火口から概ね2kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。
口永良部島では、火山活動が高まった状態となっています。新岳火口から概ね2kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。
火山活動の状況及び予報警報事項
13日及び14日に実施した現地調査では、火山ガス(二酸化硫黄)の放出量はそれぞれ1日あたり200トン、300トンと引き続きやや多い状態で経過しました。新岳の地熱域に特段の変化は認められませんでした。
火山性地震は少ない状態で経過しました。
新岳火口では、11日以降、白色の噴煙が最高で火口縁上500mまで上がりました。
11月11日からの火山性地震、火山性微動の発生回数と火山ガス(二酸化硫黄)の1日あたりの放出量は以下のとおりです。いずれも速報値であり、精査の結果、後日変更することがあります。
火山性地震 火山性微動 火山ガス
(二酸化硫黄)
11月11日 2回 0回 300トン
12日 4回 0回 300トン
13日 3回 0回 200トン
14日 3回 0回 300トン
15日15時まで 4回 0回 調査中
火山ガス(二酸化硫黄)の放出量は、東京大学大学院理学系研究科、京都大学防災研究所、屋久島町及び気象庁の観測によるものです。天候不良や観測条件が悪いなど観測値が得られなかった日は「-」としています。
GNSS連続観測によると、2018年7月頃から停滞していた島内の基線にわずかな伸びの変化がみられます。
これらのことから、口永良部島では、火山活動が高まった状態になっていますので、今後の火山活動の推移に留意してください。
火山性地震は少ない状態で経過しました。
新岳火口では、11日以降、白色の噴煙が最高で火口縁上500mまで上がりました。
11月11日からの火山性地震、火山性微動の発生回数と火山ガス(二酸化硫黄)の1日あたりの放出量は以下のとおりです。いずれも速報値であり、精査の結果、後日変更することがあります。
火山性地震 火山性微動 火山ガス
(二酸化硫黄)
11月11日 2回 0回 300トン
12日 4回 0回 300トン
13日 3回 0回 200トン
14日 3回 0回 300トン
15日15時まで 4回 0回 調査中
火山ガス(二酸化硫黄)の放出量は、東京大学大学院理学系研究科、京都大学防災研究所、屋久島町及び気象庁の観測によるものです。天候不良や観測条件が悪いなど観測値が得られなかった日は「-」としています。
GNSS連続観測によると、2018年7月頃から停滞していた島内の基線にわずかな伸びの変化がみられます。
これらのことから、口永良部島では、火山活動が高まった状態になっていますので、今後の火山活動の推移に留意してください。
防災上の警戒事項等
新岳火口から概ね2kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。また、向江浜地区から新岳の南西にかけての火口から海岸までの範囲では、火砕流に警戒してください。
風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るおそれがあるため注意してください。
地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。
風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るおそれがあるため注意してください。
地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。
次の火山の状況に関する解説情報は、18日(月)16時頃に発表の予定です。 なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。