口永良部島の火山の状況に関する解説資料
レベル3(入山規制)
火山名 | 口永良部島 | |
---|---|---|
警戒レベル等 | レベル3(入山規制) | |
位置・標高 | 北緯30度26.60分 東経130度13.03分 標高657m |
<火口周辺警報(噴火警戒レベル3、入山規制)が継続>
口永良部島では、地下でのマグマの蓄積が続いていると推定されます。
新岳火口から概ね2kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。
口永良部島では、地下でのマグマの蓄積が続いていると推定されます。
新岳火口から概ね2kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。
火山活動の状況及び予報警報事項
口永良部島では5月14日以降、噴火は観測されていません。新岳火口では19日以降、白色の噴煙が最高で火口縁上700m以上に上がりました。
火山ガス(二酸化硫黄)の1日あたりの放出量は、本日(22日)は600トンと多い状態で経過しています。
火山性地震は少ない状態で経過しています。
GNSS連続観測では、島内の基線において、2019年10月頃からわずかな伸びがみられ、1月頃から明瞭な伸びとなっています。このことから、地下でのマグマの蓄積が続いていると推定されます。
口永良部島では、今後、2014年から2015年に匹敵する噴火活動に発展する可能性も考えられます。今後の火山情報に注意してください。
6月19日からの火山性地震、火山性微動の発生回数と火山ガス(二酸化硫黄)の1日あたりの放出量は以下のとおりです。なお、これらの値は速報値であり、精査の結果、後日変更することがあります。
火山性地震 火山性微動 火山ガス
(二酸化硫黄)
6月19日 0回 0回 -
20日 0回 0回 -
21日 1回 0回 -
22日15時まで 0回 0回 600トン
火山ガス(二酸化硫黄)の放出量は、東京大学大学院理学系研究科、京都大学防災研究所、屋久島町及び気象庁の観測によるものです。天候不良や観測条件が悪いなど観測値が得られなかった日は「-」としています。
火山ガス(二酸化硫黄)の1日あたりの放出量は、本日(22日)は600トンと多い状態で経過しています。
火山性地震は少ない状態で経過しています。
GNSS連続観測では、島内の基線において、2019年10月頃からわずかな伸びがみられ、1月頃から明瞭な伸びとなっています。このことから、地下でのマグマの蓄積が続いていると推定されます。
口永良部島では、今後、2014年から2015年に匹敵する噴火活動に発展する可能性も考えられます。今後の火山情報に注意してください。
6月19日からの火山性地震、火山性微動の発生回数と火山ガス(二酸化硫黄)の1日あたりの放出量は以下のとおりです。なお、これらの値は速報値であり、精査の結果、後日変更することがあります。
火山性地震 火山性微動 火山ガス
(二酸化硫黄)
6月19日 0回 0回 -
20日 0回 0回 -
21日 1回 0回 -
22日15時まで 0回 0回 600トン
火山ガス(二酸化硫黄)の放出量は、東京大学大学院理学系研究科、京都大学防災研究所、屋久島町及び気象庁の観測によるものです。天候不良や観測条件が悪いなど観測値が得られなかった日は「-」としています。
防災上の警戒事項等
新岳火口から概ね2kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。また、向江浜地区から新岳の南西にかけての火口から海岸までの範囲では、火砕流に警戒してください。
風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るおそれがあるため注意してください。また、火山ガス(二酸化硫黄)の放出量が増加していることから、流下する火山ガスにも注意してください。
地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。
風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るおそれがあるため注意してください。また、火山ガス(二酸化硫黄)の放出量が増加していることから、流下する火山ガスにも注意してください。
地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。
次の火山の状況に関する解説情報は、26日(金)16時頃に発表の予定です。 なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。