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口永良部島の火山の状況に関する解説資料

 レベル3(入山規制)

火山名口永良部島
警戒レベル等  レベル3(入山規制)
位置・標高 北緯30度26.60分
東経130度13.03分
標高657m
<火口周辺警報(噴火警戒レベル3、入山規制)が継続>
 口永良部島では、5日02時頃から火山性地震が増加しています。
 新岳火口から概ね2kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。

火山活動の状況及び予報警報事項

口永良部島では、5日02時頃から火山性地震が増加し、昨日(8日)は74回、本日(9日)は15時までに29回と多い状態が続いています。震源は主に新岳火口付近の浅い所と推定され、噴火の可能性が高まっていると考えられます。
 
 新岳火口の噴煙の状況に変化は無く、本日は15時までに、白色の噴煙が最高で火口縁上200mまで上がりました。
 
 本日実施した現地調査では、引き続き、新岳火口西側割れ目付近の地熱域を確認しました。
 火山ガス(二酸化硫黄)の1日あたりの放出量は、本日は200トンとやや多い状態で経過しています。
 
 GNSS連続観測では、2019年10月頃からの島内の基線の伸びに、鈍化または停滞傾向がみられます。しかし、地下ではマグマが蓄積された状態が維持されていると推定され、その蓄積量は2015年噴火発生前の状態に匹敵します。
 
 2019年10月以降の火山活動は、2018年から2019年の火山活動と同程度以上で推移しており、2014年から2015年に匹敵する火山活動に発展する可能性も考えられます。今後の火山情報に注意してください。

防災上の警戒事項等

新岳火口から概ね2kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。また、向江浜地区から新岳の南西にかけての火口から海岸までの範囲では、火砕流に警戒してください。
 風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るおそれがあるため注意してください。また、火山ガス(二酸化硫黄)の放出量が増加していることから、流下する火山ガスにも注意してください。
 地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。
次の火山の状況に関する解説情報は、10日(月)16時頃に発表の予定です。 なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。

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