口永良部島の火山の状況に関する解説資料
レベル2(火口周辺規制)
火山名 | 口永良部島 | |
---|---|---|
警戒レベル等 | レベル2(火口周辺規制) | |
位置・標高 | 北緯30度26.60分 東経130度13.03分 標高657m |
<火口周辺警報(噴火警戒レベル2、火口周辺規制)が継続>
口永良部島では、火山性地震が増加しており、火山活動が高まっています。
口永良部島では、火山性地震が増加しており、火山活動が高まっています。
火山活動の状況及び予報警報事項
口永良部島では、山体の浅いところで地震活動が活発化しています。火山性地震は昨日(16日)までの10日間で100回発生しました。火山性地震は、主に古岳火口付近で発生しており、新岳火口付近では少ない状態です。
昨日、山麓及び海上から実施した現地調査では、新岳及び古岳付近の地熱域の状況に特段の変化は認められませんでした。
火山ガス(二酸化硫黄)の放出量は、1日あたり100トンを下回り、検出限界を下回る日も時々みられるなど少ない状態で経過しています。
監視カメラによる観測及び地殻変動観測では、特段の変化は認められていません。
口永良部島では、火山活動が高まっていますので、新岳火口及び古岳火口の周辺に影響を及ぼす噴火が発生する可能性があります。
昨日、山麓及び海上から実施した現地調査では、新岳及び古岳付近の地熱域の状況に特段の変化は認められませんでした。
火山ガス(二酸化硫黄)の放出量は、1日あたり100トンを下回り、検出限界を下回る日も時々みられるなど少ない状態で経過しています。
監視カメラによる観測及び地殻変動観測では、特段の変化は認められていません。
口永良部島では、火山活動が高まっていますので、新岳火口及び古岳火口の周辺に影響を及ぼす噴火が発生する可能性があります。
防災上の警戒事項等
新岳火口及び古岳火口から概ね1kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。また、西側は新岳火口から概ね2kmの範囲では、火砕流に警戒してください。
風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るおそれがあるため注意してください。
地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。
風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るおそれがあるため注意してください。
地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。
次の火山の状況に関する解説情報は、18日(金)16時頃に発表の予定です。 なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。