口永良部島の火山の状況に関する解説資料
レベル3(入山規制)
火山名 | 口永良部島 | |
---|---|---|
警戒レベル等 | レベル3(入山規制) | |
位置・標高 | 北緯30度26.60分 東経130度13.03分 標高657m |
<火口周辺警報(噴火警戒レベル3、入山規制)が継続>
口永良部島では、火山性地震が増加しており、火山活動が高まっているため、新岳火口及び古岳火口周辺において噴火が発生する可能性があります。
口永良部島では、火山性地震が増加しており、火山活動が高まっているため、新岳火口及び古岳火口周辺において噴火が発生する可能性があります。
火山活動の状況及び予報警報事項
4月上旬から山体の浅いところで地震活動が活発化し、火山性地震の多い状態が継続しています。火山性地震は主に古岳火口付近で発生しています。
火山性微動は観測されていません。
本村西監視カメラによる本日(13日)の観測では、新岳火口及び古岳火口周辺の状況は雲のため不明でした。
火山ガス(二酸化硫黄)の放出量は、1日あたり100トンを下回り、少ない状態で経過しています。
また、GNSS連続観測では、2023年6月下旬頃から10月頃にかけて古岳付近の膨張を示す変動が観測されており、現在も膨張した状態が維持されています。
口永良部島では火山活動が高まっていますので、新岳火口及び古岳火口から概ね2kmの範囲、及び向江浜地区から新岳の南西にかけての火口から海岸までの範囲に影響を及ぼす噴火が発生する可能性があります。
火山性微動は観測されていません。
本村西監視カメラによる本日(13日)の観測では、新岳火口及び古岳火口周辺の状況は雲のため不明でした。
火山ガス(二酸化硫黄)の放出量は、1日あたり100トンを下回り、少ない状態で経過しています。
また、GNSS連続観測では、2023年6月下旬頃から10月頃にかけて古岳付近の膨張を示す変動が観測されており、現在も膨張した状態が維持されています。
口永良部島では火山活動が高まっていますので、新岳火口及び古岳火口から概ね2kmの範囲、及び向江浜地区から新岳の南西にかけての火口から海岸までの範囲に影響を及ぼす噴火が発生する可能性があります。
防災上の警戒事項等
新岳火口及び古岳火口から概ね2kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。また、向江浜地区から新岳の南西にかけての火口から海岸までの範囲では、火砕流に警戒してください。
風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るおそれがあるため注意してください。
地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。
風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るおそれがあるため注意してください。
地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。
次の火山の状況に関する解説情報は、16日(月)16時頃に発表の予定です。 なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。