諏訪之瀬島の火山の状況に関する解説資料
レベル2(火口周辺規制)
火山名 | 諏訪之瀬島 | |
---|---|---|
警戒レベル等 | レベル2(火口周辺規制) | |
位置・標高 | 北緯29度38.30分 東経129度42.83分 標高796m |
<火口周辺警報(噴火警戒レベル2、火口周辺規制)が継続>
5月29日から6月5日15時までの諏訪之瀬島の活動状況をお知らせします。
5月29日から6月5日15時までの諏訪之瀬島の活動状況をお知らせします。
火山活動の状況及び予報警報事項
御岳(おたけ)火口では、噴火が時々発生しています。
5月29日02時10分に爆発が発生し、灰白色の噴煙が火口縁上500mまで上がりました。弾道を描いて飛散する大きな噴石が御岳火口から200mまで達しました。
夜間に高感度の監視カメラで火映を時々観測しました。
火山性地震は少ない状態で経過しましたが、1日09時36分と4日17時10分に諏訪之瀬島付近を震源とする地震が発生し、諏訪之瀬島で共に震度2を観測しました。1日以降、火山性微動が断続的に発生しています。
GNSS連続観測では、島内の基線で2019年12月頃からみられていたわずかな伸びが2020年3月頃から鈍化しています。
諏訪之瀬島では長期にわたって噴火活動が続いています。火山活動に大きな変化はみられませんが、今後の火山の情報に留意してください。
5月29日02時10分に爆発が発生し、灰白色の噴煙が火口縁上500mまで上がりました。弾道を描いて飛散する大きな噴石が御岳火口から200mまで達しました。
夜間に高感度の監視カメラで火映を時々観測しました。
火山性地震は少ない状態で経過しましたが、1日09時36分と4日17時10分に諏訪之瀬島付近を震源とする地震が発生し、諏訪之瀬島で共に震度2を観測しました。1日以降、火山性微動が断続的に発生しています。
GNSS連続観測では、島内の基線で2019年12月頃からみられていたわずかな伸びが2020年3月頃から鈍化しています。
諏訪之瀬島では長期にわたって噴火活動が続いています。火山活動に大きな変化はみられませんが、今後の火山の情報に留意してください。
防災上の警戒事項等
御岳火口から概ね1kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石に警戒してください。
風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るおそれがあるため注意してください。
風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るおそれがあるため注意してください。
次の火山の状況に関する解説情報は、12日(金)16時頃に発表の予定です。 なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。