諏訪之瀬島の火山の状況に関する解説資料
レベル3(入山規制)
火山名 | 諏訪之瀬島 | |
---|---|---|
警戒レベル等 | レベル3(入山規制) | |
位置・標高 | 北緯29度38.30分 東経129度42.83分 標高796m |
<火口周辺警報(噴火警戒レベル3、入山規制)が継続>
4月25日から29日15時までの諏訪之瀬島の活動状況をお知らせします。
4月25日から29日15時までの諏訪之瀬島の活動状況をお知らせします。
火山活動の状況及び予報警報事項
諏訪之瀬島の御岳(おたけ)火口では、噴火活動が続いています。噴火に伴う噴煙は最高で火口縁上800mまで上がりました。なお今期間、爆発は発生していません。
火山性地震は少ない状態で経過していましたが、28日22時台から23時台にかけて諏訪之瀬島の西側付近を震源とする地震が一時的に増加しました。これらの地震活動前後で火山活動に特段の変化は認められませんでした。火山性微動は期間を通して発生しました。
ナベタオ観測点の傾斜計(御岳火口から南西約2.2km)では、2日から西下がりの変動が観測されていましたが、8日からは停滞しています。西下がりの変動は御岳火口直下へのマグマの上昇を示していると考えられます。
諏訪之瀬島では、長期にわたり噴火活動が活発となっており、今後も噴火が発生し、火口から概ね2kmの範囲に大きな噴石が達する可能性があります。
火山性地震は少ない状態で経過していましたが、28日22時台から23時台にかけて諏訪之瀬島の西側付近を震源とする地震が一時的に増加しました。これらの地震活動前後で火山活動に特段の変化は認められませんでした。火山性微動は期間を通して発生しました。
ナベタオ観測点の傾斜計(御岳火口から南西約2.2km)では、2日から西下がりの変動が観測されていましたが、8日からは停滞しています。西下がりの変動は御岳火口直下へのマグマの上昇を示していると考えられます。
諏訪之瀬島では、長期にわたり噴火活動が活発となっており、今後も噴火が発生し、火口から概ね2kmの範囲に大きな噴石が達する可能性があります。
防災上の警戒事項等
御岳火口から概ね2kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石に警戒してください。
風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るおそれがあるため注意してください。
地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。
風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るおそれがあるため注意してください。
地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。
次の火山の状況に関する解説情報は、5月2日(月)16時頃に発表の予定です。 なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。