諏訪之瀬島の火山の状況に関する解説資料
レベル2(火口周辺規制)
火山名 | 諏訪之瀬島 | |
---|---|---|
警戒レベル等 | レベル2(火口周辺規制) | |
位置・標高 | 北緯29度38.30分 東経129度42.83分 標高796m |
<火口周辺警報(噴火警戒レベル2、火口周辺規制)が継続>
9月2日から9日15時までの諏訪之瀬島の活動状況をお知らせします。
9月2日から9日15時までの諏訪之瀬島の活動状況をお知らせします。
火山活動の状況及び予報警報事項
御岳(おたけ)火口では、噴火活動が続いています。期間中に爆発は12回発生しました。噴火に伴う噴煙は最高で火口縁上1700mまで上がりました。弾道を描いて飛散する大きな噴石は、火口中心から最大で600mに達しました。
夜間に高感度の監視カメラで火映を観測しました。
十島村役場諏訪之瀬島出張所によると、集落(御岳火口から南南西3.5km)で時々鳴動と降灰が観測されました。
火山性微動は主に噴火に伴って発生しました。島の西側で発生していると推定される火山性地震は少ない状態で経過しています。
GNSS連続観測では、島の西側深部におけるマグマの蓄積量の増加と推定される変動は認められません。
諏訪之瀬島では長期にわたり噴火活動が継続していることから、御岳火口周辺では、噴火に伴い大きな噴石が弾道を描いて飛散する可能性があります。
夜間に高感度の監視カメラで火映を観測しました。
十島村役場諏訪之瀬島出張所によると、集落(御岳火口から南南西3.5km)で時々鳴動と降灰が観測されました。
火山性微動は主に噴火に伴って発生しました。島の西側で発生していると推定される火山性地震は少ない状態で経過しています。
GNSS連続観測では、島の西側深部におけるマグマの蓄積量の増加と推定される変動は認められません。
諏訪之瀬島では長期にわたり噴火活動が継続していることから、御岳火口周辺では、噴火に伴い大きな噴石が弾道を描いて飛散する可能性があります。
防災上の警戒事項等
御岳火口中心から概ね1.5kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石に警戒してください。
風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るおそれがあるため注意してください。
地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。
風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るおそれがあるため注意してください。
地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。
次の火山の状況に関する解説情報は、16日(月)16時頃に発表の予定です。 なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。