若尊の火山情報
火山名 | 若尊 (わかみこ) |
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警戒レベル等 | 平常(海底火山) | |
位置・標高 | 北緯:31.65度 東経:130.77度 水深:200m |
若尊について
若尊は、鹿児島湾の奥にある姶良(あいら)カルデラの北東部の一角を占める、海底に位置するカルデラである。約2.5万年前の大規模な入戸(いと)火砕流噴火の主要な噴火地点と推定されている。カルデラの地形は、北部から東部にかけての輪郭は姶良カルデラと一致するが、南部から西部にかけての輪郭は水没している。カルデラの直径は約10kmであり、カルデラの底は水深約200mの比較的平坦な海底面(南北2.5km、東西3.5km)をなしている。カルデラの北縁には天降川の沖積平野がせまっているが、カルデラの埋積は進んでいない。カルデラの東側斜面には高さ約100mの溶岩ドーム状の火山(水深75m)があり、南縁上にも浅い高まり(平瀬:水深43m)が存在している。約2.5万年前以降の活動としては、新島火砕流や高野ベースサージ等がこのカルデラ起源と推定されているが、噴出源を特定する証拠は得られていない。また過去1万年以内に噴火した明確な証拠も認められていない。
※気象庁ホームページより
噴火警報・予報
2012年2月以降ありません |
火山の状況に関する解説資料
2012年2月以降ありません |
噴火に関する火山観測報
2012年2月以降ありません |
※2015年12月から(平常)のキーワードについては(活火山であることに留意)に変更しました。