霧島山(新燃岳)の火山の状況に関する解説資料
レベル2(火口周辺規制)
火山名 | 霧島山(新燃岳) | |
---|---|---|
警戒レベル等 | レベル2(火口周辺規制) | |
位置・標高 | 北緯31度54.56分 東経130度53.18分 標高1421m |
<火口周辺警報(噴火警戒レベル2、火口周辺規制)が継続>
1月11日から15日15時までの新燃岳の活動状況をお知らせします。
1月11日から15日15時までの新燃岳の活動状況をお知らせします。
火山活動の状況及び予報警報事項
新燃岳では、火口直下を震源とする火山性地震は、13日以降減少していますが、直近10日間に合計で169回発生しており、やや多い状態となっています。火山性微動は観測されていません。
新燃岳火口では、白色の噴煙が最高で火口縁上100mまで上がりました。
傾斜計の観測データに特段の変化は認められません。
GNSS連続観測では、霧島山の深い場所でのマグマの蓄積を示す基線で、2019年7月頃から縮みが続いていましたが、2020年11月頃から停滞傾向となっています。
火山性地震の回数は増減を繰り返しており、火山活動がわずかに高まった状態となっています。今後の情報に注意してください。
11日からの火口直下を震源とする火山性地震の回数は以下のとおりです。なお、回数は速報値であり、精査の結果、後日変更することがあります。
火山性地震
1月11日 27回
12日 29回
13日 6回
14日 3回
15日15時まで 5回
新燃岳火口では、白色の噴煙が最高で火口縁上100mまで上がりました。
傾斜計の観測データに特段の変化は認められません。
GNSS連続観測では、霧島山の深い場所でのマグマの蓄積を示す基線で、2019年7月頃から縮みが続いていましたが、2020年11月頃から停滞傾向となっています。
火山性地震の回数は増減を繰り返しており、火山活動がわずかに高まった状態となっています。今後の情報に注意してください。
11日からの火口直下を震源とする火山性地震の回数は以下のとおりです。なお、回数は速報値であり、精査の結果、後日変更することがあります。
火山性地震
1月11日 27回
12日 29回
13日 6回
14日 3回
15日15時まで 5回
防災上の警戒事項等
弾道を描いて飛散する大きな噴石が新燃岳火口から概ね2kmまで、火砕流が概ね1kmまで達する可能性があります。そのため、新燃岳火口から概ね2kmの範囲では警戒してください。
風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るおそれがあるため注意してください。
地元自治体等が行う立入規制等にも留意してください。
風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るおそれがあるため注意してください。
地元自治体等が行う立入規制等にも留意してください。
次の火山の状況に関する解説情報は、18日(月)16時頃に発表の予定です。 なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。