霧島山(えびの高原(硫黄山)周辺)の火山の状況に関する解説資料
レベル2(火口周辺規制)
火山名 | 霧島山(えびの高原(硫黄山)周辺) | |
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警戒レベル等 | レベル2(火口周辺規制) | |
位置・標高 | 北緯31度56.81分 東経130度51.23分 標高1317m |
<火口周辺警報(噴火警戒レベル2、火口周辺規制)が継続>
7月30日から8月3日15時までの硫黄山の活動状況をお知らせします。
7月30日から8月3日15時までの硫黄山の活動状況をお知らせします。
火山活動の状況及び予報警報事項
火山性地震は概ねやや多い状態で経過しています。浅い所を震源とする低周波地震は引き続き発生しています。火山性微動は観測されていません。
硫黄山の南側の火孔では、白色の噴煙が最高で200mまで上がるなど活発な噴気活動が続いています。また、硫黄山南監視カメラで、引き続き硫黄山の南側の湯だまりを確認しました。
GNSS連続観測では、硫黄山近傍の基線で、6月上旬から伸びの傾向が続いています。霧島山の深い場所でのマグマの蓄積を示すと考えられる基線の伸びは、現在も緩やかに継続しており、火山活動の長期化やさらなる活発化の可能性もあります。
7月30日からの火山性地震(ごく微小な地震を含む)、火山性微動の回数は以下のとおりです。なお、回数は速報値であり、精査の結果、後日変更することがあります。
火山性地震 火山性微動
7月30日 24回 (13回) 0回
31日 15回 ( 7回) 0回
8月 1日 33回 (13回) 0回
2日 20回 (11回) 0回
3日15時まで 21回 (15回) 0回
()内はごく微小な地震
硫黄山では、火山活動がやや高まっており、ごく小規模な噴火の可能性があります。
硫黄山の南側の火孔では、白色の噴煙が最高で200mまで上がるなど活発な噴気活動が続いています。また、硫黄山南監視カメラで、引き続き硫黄山の南側の湯だまりを確認しました。
GNSS連続観測では、硫黄山近傍の基線で、6月上旬から伸びの傾向が続いています。霧島山の深い場所でのマグマの蓄積を示すと考えられる基線の伸びは、現在も緩やかに継続しており、火山活動の長期化やさらなる活発化の可能性もあります。
7月30日からの火山性地震(ごく微小な地震を含む)、火山性微動の回数は以下のとおりです。なお、回数は速報値であり、精査の結果、後日変更することがあります。
火山性地震 火山性微動
7月30日 24回 (13回) 0回
31日 15回 ( 7回) 0回
8月 1日 33回 (13回) 0回
2日 20回 (11回) 0回
3日15時まで 21回 (15回) 0回
()内はごく微小な地震
硫黄山では、火山活動がやや高まっており、ごく小規模な噴火の可能性があります。
防災上の警戒事項等
えびの高原の硫黄山から概ね1kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石に警戒してください。
風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石(火山れき)が遠方まで風に流されて降るおそれがあるため注意してください。
風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石(火山れき)が遠方まで風に流されて降るおそれがあるため注意してください。
次の火山の状況に関する解説情報は、6日(月)16時頃に発表の予定です。 なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。