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霧島山（新燃岳）では、今期間、噴火の発生はありませんでした。火山性は、４月２日に一時的に増加しましたが、地殻変動観測や火山ガスの状どに特段の変化はありませんでした。新燃岳の北西数ｋｍの地下深くにと考えられるマグマだまりへの深部からのマグマの供給は停止した状態いています。しかし、火口には多量の溶岩が溜まっており、火口直下の性地震がわずかながらも続いていることから、現在でも小規模な噴火がする可能性は否定できません。火口周辺警報（噴火警戒レベル３、入山）が継続しており、新燃岳火口から概ね２ｋｍの範囲では、噴火に伴うを描いて飛散する大きな噴石に警戒してください。

　桜島では、爆発的噴火を含む噴火活動が継続しました。火口周辺警報（噴戒レベル３、入山規制）が継続しており、昭和火口及び南岳山頂火口かね２ｋｍの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石及び流に警戒してください。

　三宅島では、西方沖約１０ｋｍで４月１７日１０時過ぎから地震活動が活しましたが、三宅島の火山活動に特段の変化はありません。火口周辺警噴火警戒レベル２、火口周辺規制）が継続しています。

　硫黄島では、島西部の旧噴火口（通称：ミリオンダラーホール）で、１１６時頃、小規模な水蒸気爆発が発生しました。この時間に火山性微動がしました。国土地理院の観測によると、２０１３年１月頃からわずかにの傾向がみられていましたが、４月からほぼ停滞しています。火口周辺（火口周辺危険）が継続しています。

　蔵王山では、火山性微動が３回発生し、火山性の低周波地震もやや多い状なりました。ただちに火口周辺に影響を及ぼす噴火の兆候は認められまが、今後の活動の推移に注意してください。

　現在の噴火警報、噴火予報の発表状況は以下のとおりです。