秋雨前線による大雨 最新情報
大雨のピークは越えましたが、この後も本州付近は秋雨前線の影響を受けて、曇りや雨の日が続くでしょう。
これまでの大雨で地盤の緩んでいる所があります。少しの雨でも土砂災害が発生する恐れがあるため、引き続き危険な斜面には近づかないようにしてください。
最新の天気予報や雨雲レーダー、警報注意報や自治体からの情報を確認するようにしてください。
雨雲レーダー
気象警報の発表状況
| 特別警報 | 特別警報は発表されていません | |
|---|---|---|
| 危険警報 | 危険警報は発表されていません | |
| 警報 | 警報は発表されていません | |
警戒レベルと気象警報について
◆特別警報
特別警報とは、予想される現象が特に異常であるため重大な災害の起こるおそれが著しく大きい場合に、その旨を示して行う警報です。このうち、氾濫・大雨・土砂災害・高潮特別警報は、警戒レベル5に相当する情報で、名称に「レベル5」を付けて発表されます。
特別警報が発表された場合、お住まいの地域は数十年に一度の、これまでに経験したことのないような、重大な危険が差し迫った異常な状況にあります。すでに何らかの災害が発生している、あるいは切迫している状況で、避難が困難となっているおそれがあります。命を守ることを第一に、行動してください。
◆危険警報
危険警報とは、重大な災害が起こるおそれが大きい危険な状況である旨を警告して行う予報です。氾濫、大雨、土砂災害、高潮の危険警報があり、名称に「レベル4」をつけて発表します。
市町村が「警戒レベル4避難指示」を発令する目安となる情報です。危険警報が発表されたら、市町村からの避難情報の発令に留意しましょう。また避難指示が出ていない場合でも、気象情報や河川の水位情報などを確認して、自ら避難の判断をするようにしましょう。
◆警報
警報とは、重大な災害が発生するおそれのある時に警戒を呼びかけるために、気象要素が警報を発表するための基準値に達すると予想された場合に発表されます。このうち、氾濫・大雨・土砂災害・高潮警報は警戒レベル3に相当する情報で、名称に「レベル3」を付けて発表されます。
市町村が「警戒レベル3高齢者等避難」を発令する目安となる情報です。市町村からの避難情報の発令に留意するとともに、気象情報や河川の水位情報などを確認して、避難の準備をはじめたり、自ら避難の判断をしたりするようにしましょう。
各地の天気
10月15日(木)
気象予報士による最新の気象解説
土砂災害時の避難行動 早めの避難を
お住まいの地域で土砂災害が発生する恐れがある場合、災害発生前に避難所、親戚知人宅、宿泊施設、公共施設へ避難することが大切です。
土砂災害は、発生するととてつもないスピードで襲ってくるため、災害が起きてから避難しても間に合いません。また、土砂災害は家屋を全壊させるほどの破壊力を持っているため、その場を離れる「立ち退き避難」が原則です。土砂災害警戒区域等にお住まいの方は、避難情報や気象警報などを確認し、早めに土砂災害の危険がある場所の外に避難をしましょう。
ただし、避難場所までの移動がかえって危険な場合もあります。身の危険を感じるような雨の降り方だったり、道路が冠水している場合など、すでに状況が悪化していてどうしても屋外に避難することが難しい場合には、斜面とは反対側の2階など、少しでも安全な場所に移動し、命を守る行動をとってください。
また、雨が止んでもしばらくの間は、地面が雨水を含んでいるため、危険な状態は続きます。「雨がやんだから」といって安心せず、引き続き気象情報を確認するようにしましょう。
河川氾濫時の避難行動 浸水リスクに応じた避難を
お住いの地域で河川が氾濫する危険がある場合、早めに安全な場所へ避難しましょう。
あらかじめ洪水ハザードマップで、自宅周辺の浸水リスクや想定される浸水深、避難場所や避難経路などを確認しておくことが大切です。
浸水想定区域に該当し、河川氾濫のリスクが高まっている場合には、安全な地域にある避難所、親戚知人宅、宿泊施設、公共施設などへ「立ち退き避難」を行うことが原則です。
避難をするときは、動きやすい長袖、長ズボン、履きなれたスニーカー(運動靴)で避難してください。避難時に必要なものはリュックに入れて両手を空けておき、できれば軍手を着用しましょう。
できるだけ複数人で行動し、河川や用水路、斜面の近く、アンダーパスなどの危険な場所を避け、安全なルートで避難してください。
ただし、次の3つの条件が確認できる場合に限り、自宅に留まって安全を確保する「屋内安全確保」も可能です。この場合は、想定される浸水深よりも高い階など、安全な場所で過ごしましょう。
①家屋倒壊等氾濫想定区域に入っていない
②想定最大浸水深より、居室が高いところにある
③水がひくまで我慢でき、水・食糧などの備えが十分にある
避難は、状況が悪化する前に行うことが重要ですが、すでに深く浸水が発生しているなど、屋外への避難がかえって危険な場合には、自宅の上階や、近くにある丈夫な建物のできるだけ高い階など、その時点で少しでも安全な場所へ移動し、命を守る行動をとってください
内水氾濫による浸水 崖や川から離れた場所でも注意
「内水氾濫」とは、市街地に降った大雨が地表にあふれて起こる浸水被害です。アスファルトなどで大部分が舗装されている都市部などで発生しやすいとされています。
大きな川の水が堤防を越えてあふれ出す「外水氾濫」とは区別され、「内水氾濫」は下水道や用水路の排水能力を超える雨が降ったり、排水先の河川(本流)の水位が高くなったりして、行き場を失った雨水が市街地にあふれ出る災害です。川や用水路から水があふれ出すだけではなく、マンホールから水が吹き出すこともあります。
「外水氾濫」に比べ、「内水氾濫」は一般的に浸水の度合いが浅いという傾向がありますが、短時間で被害が発生し、川から離れた地域でも浸水が起きるとされています。
内水氾濫が起きやすい地域については、自治体がハザードマップにまとめている場合があります。日頃から自分の住んでいる地域のリスクを把握するようにしましょう。
また、大雨時には、テレビ、ラジオ、インターネットなどで最新の気象情報、災害情報、避難情報に注意し、危険を感じたら、早めに避難しましょう。氾濫した水の流れは、勢いが強く、歩くのが困難な場合があります。その場合は、緊急避難として、高い頑丈な建物にとどまることも選択肢の一つです。
冠水道路での注意点 車での走行は避けて
大雨により冠水した道路は危険です。冠水した道路の水位は見た目には判断できません。まだ、たいしたことはないと思っても、危険な深さになっている場合があります。
浸水による車への影響は、車の形や設計により異なりますが、一般的にタイヤの高さの半分を超える深さの水の中を走行すると、エンジンや電気系統に異常が生じ、走行不能となるおそれがあります。タイヤが完全に水没すると、車体が浮いて移動が困難になります。さらに、水深がドアの下にかかると、車外の水圧により内側からドアを開けることが困難となり、ドアの高さの半分を超えると、内側からほぼ開けられなくなります。水深がもっと深くなったり、流れが速くなったりすると、車ごと流される場合もあります。
車を運転中に大雨に遭遇した場合は、できるだけ低い場所を避けて運転してください。
特にアンダーパス(立体交差で、鉄道や道路の下を通る掘り下げ式の地下道)は危険ですので、近づかないようにしましょう。万が一、冠水した道路で車が動かなくなった場合には早めに脱出することが重要です。

