梅雨の晴れ間は熱中症警戒 体を効率的に冷やす「アイススラリー」とは
19日にかけて厳しい暑さ 沖縄は夜間も熱中症に注意
強い日差しや気温の上昇で、熱中症のリスクが高まります。熱中症情報のランク(湿度や日射、気温を取り入れた暑さ指数)は、18日(木)に福岡や大阪、19日(金)は名古屋や東京などで「厳重警戒」となっています。日常生活の中でも熱中症になる危険性があり、エアコンを使って部屋を涼しくする、喉が渇く前に水分をとるといった対策が必要です。
沖縄では、18日(木)以降は広く晴れる予想で、梅雨明けの可能性があります。昼間の暑さだけでなく、朝晩も気温が下がりにくいでしょう。最低気温が25℃を下回らず、夜間の熱中症にも注意が必要です。
熱中症の症状とは?
はじめは「手足がつる」「立ちくらみ」「めまい」「生あくび」「筋肉痛」「筋肉のこむら返り」などです。また、汗が止まらない、あるいは、汗が出ないなど「汗のかき方がおかしい」というものもあります。
他にも「なんとなく体調が悪い」「すぐに疲れる」というのも初期症状です。また、周囲の方から見て「イライラしている」「フラフラしている」「呼びかけに反応しない」「ぼーっとしている」といった、いつもと違う症状も、熱中症を疑うポイントです。
症状が進むと、「頭痛」「嘔吐」「虚脱感」「倦怠感」「集中力低下」「判断力低下」などが起こります。
応急処置をしても症状が改善されない場合は、すぐに医療機関を受診しましょう。自力で水が飲めない、応答がおかしい時は、ためらわずに救急車を呼んでください。
「アイススラリー」などのプレクーリングで熱中症予防
1つは、体の内部から冷やす方法です。冷たい物を飲むことで、体の内部から冷やすことができますが、おすすめは「アイススラリー」です。スポーツ飲料と、凍らせたスポーツ飲料を、ミキサーで撹拌して作ります。微細な氷と液体が混ざっているので、液体だけを飲む時に比べて、冷たさがゆっくりと体の内部に浸透します。水分だけでなく、塩分や栄養素も補給できますが、一度に大量に飲むと、胃に負担をかけるので、少しずつ飲みましょう。1回に100グラム程度、数回に分けて飲むのがよいとされています。
もう1つは、体の外部から冷やす方法です。保冷剤などが体に接触するように作られたクールベストや、ファンのついた上着を着るのもおすすめです。また、水の入った器に手や足を入れて、10分程度、冷やすだけでもプレクーリングできますが、水温は10~15℃が効果的で、温度が低すぎると血管が収縮してしまい、逆効果になります。他にも、休憩時間に椅子に座り、手足を水につけながら、スプレーで全身に水をかけて扇風機で風を送ると、体の熱が逃げやすくなります。
プレクーリングは、いくつかの方法を組み合わせて実施すると、より効果的です。暑い中での作業でも、熱中症を防ぐよう心がけてください。

