今日13日は近畿南部でスギ花粉「やや多い」 徐々に花粉シーズン近づく
今日13日 近畿南部でスギ花粉「やや多い」予想
今日13日(木)正午現在、北部や中部には、引き続き所々に雨雲・雪雲が流れ込んでいます。一方、南部では雨や雪はやんでいて、日が差している所もあります。このあと午後は、徐々に上空の寒気が抜けていき、中部・南部では晴れのエリアが広がるでしょう。ただ、日中の気温の上がり方は鈍く、最高気温は真冬並みの8℃前後に留まる所が多い見込みです。北部も6℃くらいで、厳しい寒さとなるでしょう。
【近畿地方のスギ花粉】
このところの寒波の影響で、2月中旬になっても、近畿地方では、スギ花粉はわずかな量しか観測されていません。今日13日(木)もほとんどの所で飛散量は「少ない」予想ですが、雨上がりの晴天となるため、和歌山県南部では「やや多く」なる見込みです。花粉症の方は対策を心がけてください。
15日にかけて穏やかな晴天
15日まで南部で花粉「やや多い」
晴天や気温の上がる日は花粉に注意
「晴れて気温が高い日」
スギの雄花は気温が上がると花が開きやすくなります。さらに、晴れて気温が高い日は、上昇気流が発生しやすく、花粉が舞い上がりやすくなります。
「空気が乾燥して風が強い日」
湿度が高いと、花粉が湿気を吸って重くなるため、遠くまで飛びにくくなります。一方、空気が乾燥して風が強い日は、都市部から離れた森林からも花粉が飛んできやすくなるため、いっそう注意が必要です。
「雨の翌日以降や気温の高い日が2~3日続いた後」
雨の翌日以降は、雨の日に飛散しなかった分と、その日に飛散する分が重なって、より多くの花粉が飛びやすくなります。さらに、雨で地面に落ちた花粉が舞い上がることもあり、いっそう飛散量が多くなるといわれます。また、気温の高い日が2~3日続いた後も花粉がより多く飛びやすくなります。