東~西日本で梅雨入り前に大雨のおそれ 大雨への対策は16日よりも前のタイミングで
16日~19日頃 前線が本州付近に停滞
16日(金)は次第に西から天気が崩れ、西日本から東日本の広い範囲で雨が降るでしょう。17日(土)は前線が西日本の南岸から東北までのびて、雨の範囲が東北にも広がる見込みです。18日(日)は次の前線が西から近づき、ザっと雨が強まる所もあるでしょう。19日(月)も前線や低気圧の影響で活発な雨雲がかかりやすい見込みです。来週はじめにかけて雨の降りやすい日が続くため、総雨量が多くなり、西日本~東日本で大雨となる可能性があります。
天気がぐずつく前に大雨への備えを
大雨へ備えてやっておきたいこと
① 避難場所や避難経路の確認をしておきましょう。いざ大雨による災害が発生すると、避難経路が通れなかったり、避難場所に行けなくなったりすることもあります。複数の避難場所や避難経路を確認しておくことが大切です。また、川や斜面の近くは通らないようにするなど、浸水や土砂災害の危険性が高い場所を避難経路に選ぶのは、避けてください。確認した避難場所や避難経路の情報は、家族で共有しておきましょう。
② 非常用品の準備をしておきましょう。非常用の持ち出し品は、リュックなど両手が使えるものに入れて、すぐに持ち出せる所においてください。避難時に履く靴は、スニーカーなど、底が厚く、歩きやすい靴を用意するのが安全です。また、水道や電気など、ライフラインが止まった時に備えて、水や食料も用意してください。
③ 側溝などの掃除をして、水はけを良くしておきましょう。砂利や落ち葉、ゴミなどが詰まっていないかも、確認しておいてください。
いずれも、大雨になる前に、なるべく早い段階で備えるよう、心がけてください。