今日16日午後は九州で局地的に激しい雨 土砂災害など要警戒 関東ではにわか雨
西日本中心に大気の状態が不安定
今夜から明日17日にかけて、前線を伴った低気圧が日本海からオホーツク海へ進み、寒冷前線が西日本から北日本を通過する見込みです。低気圧や前線に向かって暖かく湿った空気の流れ込みが強まるため、西日本では明日17日午前中にかけて大気の状態が非常に不安定となるでしょう。
九州では土砂災害に注意・警戒を
関東など東日本でも今日16日と明日17日はにわか雨の可能性があります。北日本は日本海側を中心に今日16日夜から明日の明け方にかけて雨が降るでしょう。
土砂災害の前兆
1つめは、がけや地面にひび割れができることです。
2つめは、木が裂ける音や石がぶつかり合う音が聞こえたり、土のにおいがしたりすることです。
3つめは、井戸や川の水、湧き水が濁ることです。湧き水が止まる場合も、前触れの一つです。
4つめは、がけや斜面から水が湧き出たりすることです。
そのほか、小石がバラバラと落ちてくる、地鳴りや山鳴りがする、雨が降り続いているのに川の水位が下がる、樹木が傾く、などがあります。このような時は、土砂災害の危険が高まっています。すぐに周りの人に声をかけて、安全な所へ避難してください。