四国 スギ花粉の飛散が最盛期 今後1週間がピークに
四国地方では、今週から各地でスギ花粉の飛散が本格化しています。向こう1週間は、晴れる日が多く、気温は平年より高く、かなり高くなる日もある見込みで、スギ花粉の飛散はピークを迎えそうです。花粉症の方は万全の対策をしてお過ごしください。
向こう1週間の天気と気温
四国地方の向こう1週間は、9日(木)は、気圧の谷や前線の影響で一時的に雨が降るでしょう。その他は雲が広がりやすい日もありますが、天気の大きな崩れはなく、移動性高気圧に覆われて晴れる日が多い見込みです。あす以降、気温は日ごとに上がり、来週7日(火)から8日(水)ごろは20度近くまで上がって、4月並みの陽気となるでしょう。
このため、各地でスギ花粉の飛散がピークを迎えると見られ、花粉の飛散は各地で非常に多い状態が続きそうです。
花粉の飛ぶ時間帯と対策
一日のうちで花粉のピークは2回あります。まず1回目は、朝から飛び始めた花粉が多くなる昼頃にピークを迎えます。昼過ぎには人の活動や気温の上昇などで花粉は上空へ舞い上がるため、地上付近ではいったん少なくなります。その後、舞い上がっていた花粉が再び下降してくる夕方に2回目のピークを迎えます。特に、この時間帯に気をつけましょう。
また、花粉は取り込まない・持ち込まないことが大事です。
花粉対策として、マスクやメガネ・帽子などを利用して、まずは花粉を取り込まないことが大切です。そして、室内にも持ち込まないよう、布団や洗濯物はなるべく室内に干し、帰宅時は衣類などについた花粉を外で払いましょう。室内の掃除は、花粉の舞い上がりを防ぐため掃除機ではなく、雑巾やモップを利用しましょう。掃除をする時間は日中に舞い上がっていた花粉や埃が降りてくる朝一番がおすすめです。そして服装選びも重要。衣類の素材によって花粉の付着に差があり、ウール素材は綿や化学繊維などと比べると非常に花粉がつきやすく、その割合はなんと綿のおよそ10倍とも。ウール素材は避け、化学繊維や綿などのなるべく表面がつるんとした素材の衣服を選びましょう。