この先は南岸低気圧や強い冬型の影響 来週末は今季一番の寒さも 大雪や低温に警戒
2023年01月14日18:07
あす15日(日)もすっきりせず 北日本は堪える寒さ
西日本は日本海側を中心に雨で、太平洋側も所々で雨が降りそうです。
東海も日が差しますが、天気は変わりやすくにわか雨の所も。関東は夕方から雨雲がかかりやすくなりますので、傘を備えてお出かけください。
北陸は雨が降ったりやんだりで、東北も日本海側を中心に雪や雨でしょう。北海道は広く日が差す見込みです。
北海道を中心に朝は厳しい冷え込みとなり、日中も寒中のこの時期の平年値を大幅に下回り、凍えるような寒さとなりそうです。万全な防寒対策をしてお過ごしください。
関東から九州も日中は13℃前後の所が多い見込みです。極端な寒さはなさそうですが、きょう14日(土)、気温が上がった所では少し寒く感じられるかもしれません。
週明けは寒中らしい寒さに 週後半は今季一番の寒さか
週明け16日(月)は、北海道から関東にかけて気温が上がらず、寒中らしい寒さになるでしょう。東海から九州は気温が10℃を上回りますが、風は冷たく感じられそうです。
17日(火)頃には、関東の南の海上に南岸低気圧が発生する予想です。今の所は雨の可能性が高くなっていますが、気温は低く、降ればかなり冷たい雨になるでしょう。今後の寒気の流れ込みなどによっては、関東甲信で雪の予報に変わる可能性もありますので、今後の情報にご注意ください。
20日(金)は、強い冬型の気圧配置となり、その後、今季最強の寒波が流れ込むおそれがあります。
来週末21日(土)の最高気温は、大阪や福岡でも5℃の予想で、凍えるような寒さでしょう。東京も7℃と予想通りにいけば、今季一番の寒さとなる見込みです。
22日(日)からの5日間平均気温「かなり低い」や「低い」
多くの所で気温は平年よりも「かなり低い」または「低い」見込みです。
今が一年でも最も寒い時期「寒中」ですが、その寒中の平年値より「低い」ということは、相当厳しい寒さになるおそれがあります。
寒さの中の停電に事前に備えたり、水道管の凍結を防ぐなどの対策が必要になりそうです。
来週後半は、日本海側を中心に大雪や吹雪に、太平洋側は西日本も含めて広く低温にご注意ください。
※5日間平均気温は、8日先から12日先まで5日間平均した日平均気温を表示しています。
かなり高い(かなり低い)は、かなり高い(かなり低い)気温となる確率が30%以上のときに表示します。