2023年梅雨入り予想 九州南部・北陸・東北は梅雨入り遅い傾向 関東甲信は平年並
2023年05月18日15:21
きょう18日は沖縄・奄美で平年より遅い梅雨入り
天気図にも大きな特徴があり、本州付近には東西にのびる「梅雨前線」と呼ばれる前線が描かれるようになります。
きょう18日の天気図には、東シナ海にのびる「梅雨前線」がみられます。
気象庁は、きょう18日、沖縄・奄美地方が「梅雨入りしたとみられる」と発表しました。沖縄では平年より8日遅く、奄美では平年より6日遅い梅雨入りです。
梅雨に入るとともに、大雨による災害が発生しやすい時期となり、まさにきょう梅雨入りした沖縄では、昼頃に1時間に50ミリ以上の非常に激しい雨が降るなど、大雨となった所があります。
「梅雨入り」が発表されたら、雨の降り方などに一層耳を傾けて、雨の情報に注意してください。
今年の梅雨入り 九州南部と東北は平年より遅く 九州北部~関東甲信で平年並み
今年の梅雨入りは、九州南部や北陸、東北は平年より遅く、九州北部から関東甲信は平年並みでしょう。
九州南部の梅雨入り平年日は5月30日頃ですが、5月下旬は梅雨前線は北上しにくいため、平年よりやや遅れる傾向にあるでしょう。
6月上旬から中旬になると、梅雨前線は太平洋側の南岸までは北上しやすくなるため、九州北部から関東甲信の梅雨入りは平年並みになりそうです。
北陸や東北への梅雨前線の北上は遅れる傾向となるため、梅雨入りは平年より遅い傾向となるでしょう。
沖縄・奄美地方から雨の季節に入りました。
九州から東北にかけても、周期的に雨が降りやすくなってきましたので、大雨の備えは早めに行うと良さそうです。