週間 春の彼岸20度予想も 桜咲き進み花冷えなし?
2020年03月15日15:25
16日(月) 真冬並みの寒気 最高気温は2月上旬並みも
本州の日本海側に、雪雲が流れ込みます。中国地方や近畿の山を中心に雪の降り方が強まり、昼前にかけて大雪になる所があるでしょう。雪雲は東海や甲信の平野部にもかかる見込みです。
注意が必要なのは、雪ばかりではありません。上空の強い寒気の影響で、九州から関東の広い範囲で大気の状態が非常に不安定になります。九州から近畿は、昼過ぎにかけて、北陸や東海、関東は夕方にかけて、雲が発達しやすいでしょう。日本海側だけでなく、太平洋側の晴れ間が出る地域でも、急にカミナリが鳴り、にわか雨やにわか雪がある見込みです。東北も、夕方にかけてカミナリの鳴る所があるでしょう。カミナリ雲の下では、竜巻などの激しい突風が発生したり、雹(ひょう)が降ったりすることがあります。発達した積乱雲が近づく兆しがある場合は、建物の中など、安全な場所に移動して下さい。
広く北または西風が強まるでしょう。九州から東海、北陸にかけて、最高気温は平年より低くなる見込みです。北陸では10度に届かず、2月上旬並みの所もあるでしょう。
17日(火) 春の彼岸入り 暑さ寒さも彼岸まで
20日(金) 春分の日 気温高めでも冷たい風
19日(木)は、大陸から日本の南に前線が延びる見込みです。20日(金)から21日(土)にかけて、千島近海を低気圧が北東へ進むでしょう。前線や低気圧に伴う雲がどこまでかかるか、まだ予報に幅があります。19日から21日にかけて、晴れマークでも、雲が広がる可能性があります。最新の気象情報をご確認下さい。20日の春分の日から21日にかけて、広く西風が強めに吹くでしょう。花冷えとまでならないものの、風が冷たく感じられそうです。