台風5号の影響長引く? 日本海で動きが遅くなる 道南方面では大雨の恐れも
2024年08月11日15:34
台風5号は東北を通過し、日本海で動きが遅くなる
道内は、今夜にかけては太平洋側東部やオホーツク海側で雨が降りますが、降る雨の量が多くなることはなさそうです。明日になると台風周辺の暖かく湿った空気が流れ込んで、午後からは日本海側南部や太平洋側西部を中心に雨が降り出し、雨の降り方や風が強まってくるでしょう。
明日12日午前6時からの24時間降水量は多い所で、
・日本海側南部と太平洋側西部 80ミリ
・太平洋側東部 60ミリ
その後、明後日13日午前6時からの24時間降水量は多い所で、
・日本海側南部 80ミリ
・太平洋側西部 100ミリ
となる見込みです。
また、風も強まり、明日予想される最大瞬間風速は太平洋側西部で25メートルに達するでしょう。波は、太平洋側西部で5メートル、太平洋側東部も4メートルとしけて、台風からのうねりも伴う見込みです。
台風の動き次第では影響が長引いたり、風や雨がさらに強まって暴風となったり、大雨となる恐れもあるため、最新の情報に注意が必要です。
なお、台風は暖かく湿った空気をもたらすため、明日からは道内全域で一気に蒸し暑くなってきます。朝晩も気温が下がりにくく、猛暑日や熱帯夜となる地点も出てくる可能性があるため、熱中症や食中毒に注意して下さい。
後追いで次の台風も?
今回の台風5号はもちろん、その後の熱帯低気圧の動向も常に確認するとよさそうです。