梅雨入り前に「夏」? 暑すぎる1か月予報
2018年05月10日18:04
梅雨の前に 夏のリハーサル
気象庁は5月10日「1か月予報」を発表しました。これによりますと、6月上旬にかけては、全国的に暖かい空気に覆われやすく、向こう1か月の気温は全国的に高いでしょう。中でも、北海道から九州と奄美地方では、5月15日頃からの約1週間は、かなりの高温が予想され「高温に関する異常天候早期警戒情報」も発表されました。
平年の梅雨入りは、九州南部が5月31日ごろで、東北北部は6月14日ごろですから、これから6月上旬の時期は、清々しい陽気を満喫したいところですが、今年は、梅雨入りを前に、夏のような暑さとなるでしょう。体がまだ暑さに慣れていない時期なのに、季節を先取りした暑さが予想されるので、体調を崩さないよう、注意が必要です。
沖縄・奄美 梅雨空のはずが…
週別に 天候や気温を詳しく
5月12日〜18日は、全国的に気温が平年より高いでしょう。天気は、北・東・西日本は数日の周期で変わり、東日本日本海側と西日本では、平年同様、晴れの日が多くなりそうです。沖縄・奄美は、この週までは、まだ平年同様、曇りや雨の日が多いでしょう。
5月19日〜25日も、気温は全国的に平年より高いままでしょう。スポーツなど、汗をかいたら、積極的な水分補給が必要です。天気は、北・東・西日本は数日の周期で変わり、東・西日本の日本海側は平年と同様に晴れの日が多いでしょう。東・西日本の太平洋側は、低気圧や前線の影響を受けやすく、平年に比べ晴れの日が少ないですが、一方、沖縄・奄美では、平年に比べて曇りや雨の日が少なくなってきそうです。
5月26日〜6月8日は、北日本や沖縄では、引き続き気温が平年より高いでしょう。東・西日本でも、気温は平年並みか高く、今年は早い時期から半袖の出番が増えそうです。天気は、東・西日本では平年よりも晴れる日が少ない反面、梅雨の時期であるはずの沖縄や奄美で、平年よりも曇りや雨の日が少ないでしょう。
今年は、早くから夏の暑さとなりますので、食品の管理など暑さ対策も、早い時期から行って下さい。