9日 台風9号で沖縄は荒天 北も大雨 猛暑にも注意
2019年08月09日06:00
台風9号の影響は
このため、沖縄地方では9日昼過ぎまで暴風が続くでしょう。最大瞬間風速は50メートルと予想されています。これは、走っているトラックが横転するほどの暴風です。また、沖縄地方で波の高い状態は10日まで続き、奄美地方でも9日は高波に警戒が必要です。
さらに、台風本体や周辺の発達した雨雲がかかるため、沖縄地方では9日はカミナリを伴って滝のような雨の降る恐れがあります。雨は10日かけても降り続くので、大雨となるでしょう。台風が離れていっても、斜面や増水した川には、絶対に近づかないで下さい。
北海道 「元・台風8号」で大雨に
このため、北海道では9日は大気の不安定な状態が続いて、広い範囲で雨雲やカミナリ雲が発達するでしょう。北海道の日本海側を中心に、夕方にかけて総雨量が多くなる恐れがありますので、土砂災害や低い土地の浸水、川の増水や氾濫に警戒を続けて下さい。
九州から東北 体温以上の暑さや 天気の急変も
そして、もう1つの注意点は「急な雨や雷雨」です。猛烈な暑さによって大気の状態が不安定になるので、午後は、山沿いを中心に、雨雲やカミナリ雲が発達しやすいでしょう。晴れていても、急に天気が変わりやすく、局地的に雨や雷雨となりそうです。ゴロゴロと聞こえたり、急に空が暗くなったり、ヒンヤリした風が吹いたりしたら、カミナリ雲が近づくサインです。すぐに安全な所へ避難して下さい。