23日 土砂災害に厳重警戒 「処暑」でも湿度は高い
2019年08月23日06:06
天気のポイントは?

このため、西日本から北日本の広い範囲で、「大気の非常に不安定な状態が続く」というのがポイントです。すでに、あちらこちらで雨雲や雷雲が発達していますが、日本海側の雨のピークは23日朝で、局地的に滝のような雨が降って、大雨になる恐れがあります。これは、傘が全く役にたたなくなったり、車の運転は危険なレベルです。朝の通勤の時間帯は、時間に余裕をもってお出かけ下さい。
一方、前線が南下するので、雨の強いエリアも南へ(日本海側から太平洋側へ)移るでしょう。日本海側ほど雨雲は発達しない予想ですが、太平洋側は午後もカミナリが鳴ったり、雨が激しく降る所がありそうです。落雷や突風、急な強い雨に注意が必要です。
また、今週は北陸を中心に雨が続いたので、新潟県内の所々で、降り始め(19日12時)からの総降水量が200ミリを超えています。北陸を中心に、これまでの大雨によって、すでに地盤の緩んでいる所がありますので、雨が弱まったとしても、斜面や増水した川には、絶対に近づかないで下さい。
気温のポイントは?
台風11号の影響は?
このため、沖縄地方の沿岸の海域では、きょう23日は次第に風が強まり、波が高くなるでしょう。あすは先島諸島で大しけとなり、八重山地方では非常に強い風が吹きそうです。台風への備えは、なるべく早く行って下さい。