週間予報 冬将軍は日本で年越し 令和初の正月も滞在
2019年12月27日11:44
28日土曜 本州の日本海側 雪が弱まる
一方、太平洋側はスッキリ晴れる所が多いでしょう。強い風もおさまるので、洗濯はもちろん、外回りの大掃除のチャンスです。ただ、全国的に、昼間も空気は冷たいままなので、日差しがある所でも、暖かくしてお過ごし下さい。
29日日曜 広い範囲で 大掃除日和が続く
30日月曜 雨雲は東へ でも暖かい
気温は、年の瀬にしては高くなる所もありますが、この暖かさは一時的です。この年末は、気温の変化が大きいので、注意が必要です。
31日大晦日 「冬将軍」が襲来
このため、31日大晦日からは、北陸から北の日本海側を中心に「冬の嵐」となるでしょう。雪だけでなく、風も強まるので、猛ふぶきや、ホワイトアウトになる恐れもあります。車の運転などは、いつも以上にお気をつけ下さい。
一方、晴れる太平洋側でも、冷たい風が強まりそうです。大晦日の夜は、全国的に厳しすぎる寒さとなりますので、カウントダウンのイベントや除夜の鐘など外で過ごされる方や、初詣に出かける方は、万全な防寒対策をご用意下さい。
お正月も 「冬将軍」は 帰省せず
さらに、元旦は、晴れる太平洋側でも、冷え込みが強まるでしょう。太平洋側では「初日の出」を見られる所が多くなりそうですが、太陽がでる時間帯は、最も冷え込む時間帯です。「初日の出」を拝む際は、しっかり着込むことが必要です。
年越しの「冬山登山」は 計画中止も視野に
また、年末年始を、実家や旅行先など、普段とは違う所が過ごす方は、ヒートショックにも注意が必要です。この季節は、暖房の効いている部屋と効いていない部屋の気温差が10度以上となることもあります。急激な温度変化は身体に大きな負担となります。なるべく部屋の温度に差が出ないよう、空調で上手に調節しましょう。また、温泉などに出かける際も、注意が欠かせません。異変があったら誰かが気づけるよう、なるべく人の多い時間帯や場所を選ぶ、早朝や日が暮れた後の入浴を避けるなどの工夫をして、入浴を楽しんで下さい。
年末年始を、笑顔で過ごせるよう、お出かけの際は、最新の予報をチェックして下さい。