あすは大雨の恐れ 梅雨寒も 土曜は急な雨に注意 週間予報
2020年06月18日12:01
金曜 九州から東海は「大雨」の恐れ 原因は?
原因は、本州付近に停滞する梅雨前線上を、低気圧が進む予想だからです。梅雨前線や低気圧に向かって、大雨のもとになる「暖かく湿った空気」がどんどん流れ込むため、梅雨前線の活動が活発となりそうです。
このため、九州から東海では、局地的に雨雲やカミナリ雲が発達するでしょう。場所によっては、滝のような雨が降り、雨雲が予想より発達した場合には、警報級の大雨となる可能性もあります。土砂災害や低い土地の浸水、川の増水に、十分な注意が必要です。18日木曜の時点で、すでに、大雨になっている所もあり、雨量がさらに増えますので、斜面や増水した川には、絶対に近づかないでください。
金曜 関東は「梅雨寒」 原因は?
「梅雨寒」の原因は、沿岸部を中心に、ヒンヤリとした北風が吹くからです。このため、気温は昼間もあまり上がりません。最高気温は、20度くらいか、20度を少し超えるくらいの所が多く、4月下旬並みの所もあるでしょう。空気がヒンヤリするだけでなく、雨が降るので、雨に濡れて、体を冷やさないよう、服装選びにご注意ください。
土日は広く晴天 ただ「急な雨」の所は? 部分日食は?
ただ、関東甲信や北陸を中心に、天気が変わりやすく、晴れても「急な雨」に注意が必要です。梅雨空が続く中、洗濯物を外に干すチャンスですが、空模様を確認しながら、干してください。お出かけは、晴雨兼用の傘があると良さそううです。
21日日曜も、晴れる所が多く、夕方の「部分日食」も、観測に好条件の所が多いでしょう。来週は、また曇りや雨の日が増えますので、土日の晴天を有効にお使いください。