この先1週間「花粉大量飛散」も ピークはスギからヒノキへ いつまで注意
花粉が飛びやすい条件 そろってしまいます
花粉が飛びやすい条件には、大きく3つあります。「晴れて気温が高い日」「空気が乾燥して、風が強い日」「雨上がりの翌日や、気温の高い日が2~3日続いた後」などです。
九州から関東では、昨日は雨が降りましたが、きょうは広く晴れて、昼間はポカポカ陽気となるでしょう。このため「晴れて気温が高い日」や「雨上がりの翌日」など、花粉が飛びやすい条件がそろってしまいそうです。花粉症の方は、万全な対策を心掛けてください。
この先1週間 花粉が多い日は? 対策を忘れずに
そこで、花粉症の症状をおさえるには「いかに花粉を避けるか」がポイントです。
新型コロナウイルスの感染予防として、マスクを使用している方が大勢いらっしゃるかと思いますが、マスクは顔にフィットするものを選ぶことが大切です。また、メガネも、花粉を防ぐには効果的です。洋服は、なるべくツルツルした素材のものを選びましょう。
さらに、外から帰ったら、 手洗いや洗顔をすることはもちろん、花粉の多い時間帯の外出を避けることも対策の一つです。一日の中でも、花粉が多く飛散する時間帯は「昼前後」と「夕方」です。また、こまめに掃除をして、室内に入ってしまった花粉を、取り除いてください。
ピークは いつまで?
花粉のピーク予測をみてみますと、福岡では4月上旬までヒノキのピークが続くでしょう。高松や広島、大阪では、3月下旬から4月上旬は、ヒノキのピークとなりそうです。
一方、金沢や仙台は、これから3月下旬にかけてが、スギのピークでしょう。名古屋や東京は、スギのピークはそろそろ終わり、4月になると、ヒノキのピークを迎える予想です。
スギ花粉で症状がでる方だけでなく、ヒノキ花粉で症状がでる方も、対策をしっかりして、お過ごしください。