今年のウルフムーンは「今年地球から最も遠い満月」 今夜もほぼ真ん丸の月 天気は?
2022年01月17日07:28
「今年地球から最も遠い満月」とは?
そもそも、地球の周りを公転する月の軌道は、楕円形をしているため、地球と月との距離はいつも同じではありません。それに加え、月の軌道は、太陽や地球などの重力を受けて、変化しています。つまり、満月と地球との距離は、毎回、違ってくるのです。
「今年地球から最も遠い満月」は1月18日で、「今年最も地球に近い満月」は7月14日です。今回の満月は、7月14日の満月に比べて、視直径(天体の見かけの大きさ)が、約11パーセント小さい(面積は約21パーセント少ない)のです。
「今年地球から最も遠い満月」になる時間は、あす1月18日8時48分ですが、今夜も、ほぼ真ん丸の月が夜空を飾りそうです。
1月の満月 別名は「ウルフムーン」
1月の満月は「ウルフムーン」と言い、4月は「ピンクムーン」、6月は「ストロベリームーン」、9月は「ハーベストムーン」など、月ごとに呼び方が変わるのです。このような呼び名を思い出しながら、月を眺めてみるのも良さそうです。
なお、1月17日の東京は、16時1分に「月の出」を迎え、16時53分に「日の入り」となります。
今夜の天気は?
一方、九州~東北の太平洋側は、広く晴れる見込みです。沿岸部ほど、雲に邪魔されずに、キレイな月を見られそうです。北海道も、太平洋側の沿岸部では、所々で晴れるでしょう。
ただ、晴れる所でも、穏やかではありません。全国的に風が強いので、冷たい風に注意が必要です。月を眺める際は、万全な防寒対策を心がけてください。