北海道の1か月予報 お盆を過ぎても夏は終わらない… 万全な暑さ対策を
2024年08月01日15:58
1週目(8月3日~9日) 局地的な大雨の恐れ 熱帯夜の可能性も
前線に近い道北を中心に雨の降る所があり、特に3日(土)頃は降り方が強まることもありそうです。宗谷地方周辺などでは局地的には大雨となる恐れもあるため、最新の気象情報に注意してください。なお、前線から遠い道南方面は割合晴れる日が多くなりそうです。
気温は平年より高く経過し、日中は内陸を中心に30℃を超える厳しい暑さとなる日が多いでしょう。すっきりと晴れる日が少なく、北海道には暖かく湿った空気が流れ込む影響で、蒸し暑くなりそうです。加えて、最低気温は全般に23℃前後と、朝晩の気温も下がりにくくなるでしょう。暖かい空気の流れ込みが強まれば、最高気温が35℃以上の猛暑日となったり、熱帯夜が観測される恐れもあります。特に昼前後など1日の中で暑さが最も厳しくなる時間帯は外出を避け、寝る前にはコップ1杯の水を飲むなど、万全な熱中症対策を心がけてください。
2週目(8月10日~16日) お盆期間も厳しい暑さ続く
暖かい空気が流れ込みやすくなるため、気温は平年より高い予想となっています。引き続き熱中症や食中毒に注意し、時間を決めて水分を補給したり、汗を多くかいた際は塩分も補給するなど、万全な対策が必要です。
3~4週目(8月17日~30日) お盆を過ぎても…
北海道では昔から「お盆を過ぎたら夏が終わる」といわれることがあります。しかし、昨年は札幌で8月23日に史上最高気温となる36.3℃を観測するなど、特にここ数年は8月後半になっても厳しい暑さが続いたり、9月に入っても真夏日が観測されることがあり、暑さが長引く年が多くなっています。
今年も例外ではなく、お盆を過ぎてもなかなか涼しくはならなさそうです。厳しい暑さが続くと体力が奪われ、体調を崩しやすくなったり、疲れやすくなることもあります。規則正しい生活を心がけ、キュウリやナス、トマトなど、体を冷やすといわれている野菜を積極的にとることもよいでしょう。