2週間天気 あす以降は本州付近に前線が停滞 大雨の恐れも 土砂災害や浸水害に警戒
2023年05月28日07:52
1週目(29日~6月4日):30日にかけて北陸では大雨の恐れ
30日(火)から6月1日(木)にかけて、北海道と東北では晴れ間が広がり、北陸の天気も次第に回復する見込みです。一方、関東から九州では、前線の影響で雨が降るでしょう。沖縄では、台風の接近に伴い、沿岸の海域では大しけとなる見込みです。高波や暴風に警戒が必要です。
2日(金)以降は、低気圧や前線の影響で、広い範囲で雨が降るでしょう。九州から東北では、太平洋側を中心に降り始めからの雨量が多くなる恐れがあります。
最高気温は、平年並みか平年より低い日が多いでしょう。
早めに大雨への備えを
① 避難場所や避難経路の確認をしておきましょう。いざ大雨による災害が発生すると、避難経路が通れなかったり、避難場所に行けなくなったりすることもあります。複数の避難場所や避難経路を確認しておくことが大切です。また、川や斜面の近くは通らないようにするなど、浸水や土砂災害の危険性が高い場所を避難経路に選ぶのは、避けてください。確認した避難場所や避難経路の情報は、家族で共有しておきましょう。
② 非常用品の準備をしておきましょう。非常用の持ち出し品は、リュックなど両手が使えるものに入れて、すぐに持ち出せる所においてください。避難時に履く靴は、スニーカーなど、底が厚く、歩きやすい靴を用意するのが安全です。また、水道や電気など、ライフラインが止まった時に備えて、水や食料も用意してください。
③ 側溝などの掃除をして、水はけを良くしておきましょう。砂利や落ち葉、ゴミなどが詰まっていないかも、確認しておいてください。
2週目(6月5日~10日):晴れ間が貴重に
最高気温は、平年並みの日が多いでしょう。曇りや雨でも、28℃くらいまで上がってムシムシする日もありそうです。日差しが少なくても、湿度が高いと、熱中症のリスクが高まりますので、通気性の良い素材の服装を選ぶなど、気をつけてお過ごしください。