九州北部 5月から少雨続く
2019年06月11日15:12
5月からの雨量
九州北部は5月以降、雨が降る日が少なくなっており、5月1日から6月10日までの雨量は、福岡市64.0ミリ、佐賀市73.0ミリです。同じ時期の平年と比較すると、福岡市は平年の35%、佐賀市はわずか28%など、九州北部はたいへん雨が少なくなっている地域があります。6月11日09現在、ダムの貯水率は、福岡県江川ダムは37.3%、佐賀県の嘉瀬川ダムで23.0%と少なくなっています。
6月に入り田植えの準備がすすめられており、農家の方たちにとってはまとまった雨が待たれます。
梅雨空はいつから?
来週の後半になると、太平洋高気圧の勢力が幾分強まってくるため、前線も北上傾向となり、九州北部も次第に曇りや雨の日が増えてくるでしょう。
水不足が心配される一方、大雨への備えも忘れないでおきたいものです。