九州南部 今夜にかけて滝のような雨 土砂災害に厳重警戒
2020年06月30日11:51
九州南部の多い所はさらに200ミリ
九州南部を中心に断続的に雨が降るでしょう。九州南部は今夜初め頃まで滝のような非常に激しい雨が降る所があり、多い所で200ミリとさらに雨量が増える見込みです。熊本県や大分県も昼過ぎまで雷を伴い激しい雨が降る所がある見込みです。
72時間で、宮崎県えびの市は570ミリ超え
きょう午前10時50分までの72時間の積算雨量は、宮崎県えびの市570.5ミリ、鹿児島県鹿屋市吉ケ別府で469.5ミリなど、九州南部の多い所はこの3日間で400ミリから500ミリを超える大雨となっています。
午後11時現在、鹿児島県(鹿児島市、鹿屋市、薩摩川内市、薩摩川内市甑島、日置市、曽於市、霧島市、いちき串木野市、姶良市、さつま町、大崎町)と宮崎県(小林市、綾町)に土砂災害警戒情報が発表されています。
命に危険が及ぶような土砂災害がいつ発生してもおかしくない非常に危険な状況になっています。崖の近くなどにお住まいの方は少しでも安全な場所へ避難するなどして厳重に警戒して下さい。
また、増水した川や溢れた側溝など、危険な場所には絶対に近づかないようにしましょう。