九州 台風14号接近 暴風と高波に警戒
2020年10月08日11:45
台風14号の動き
九州付近は、台風14号が強い勢力で近づき、自転車並みの速度で北上するため、暴風や高波が長引くのが特徴です。
九州 暴風と高波に警戒を
午前11時までの最大瞬間風速は、鹿児島県屋久島町尾之間は34.8メートル、鹿児島県種子島32.5メートル、奄美市笠利26.7メートル、宮崎県日南市油津23.5メートル、長崎県対馬市鰐浦20.9メートル、佐賀県佐賀市20.2メートルなどとなっています。
予想される最大瞬間風速は、8日(木)~9日(金)は九州南部で30~35メートル、九州北部は30メートルで、沿岸海上を中心に暴風のおそれがあります。飛ばされやすい物は室内に片付けておきましょう。
海上の波の高さは、九州南部や奄美地方はあす9日(金)にかけて猛烈なしけになる所があり、九州北部も週末にかけてしけが続く見込みです。
沿岸海上は暴風やうねりを伴う高波に警戒して下さい。
九州の太平洋側は一時激しい雨も
あす9日(金)は、九州南部や大分県は台風の湿った空気が山の南東斜面にぶつかり、雨雲が発達して局地的に激しく降る見込みです。
ただ、総雨量はあまり多くならない見込みで、今回の台風14号は、九州にとっては雨よりも風の影響が大きくなりそうです。