台風10号 今夜にかけて九州北部へ接近 その後も大雨・暴風の影響長引く
2024年08月29日11:04
台風10号の進路
暴風域に入る時間帯
最大瞬間風速は、九州南部の陸上で50メートルから60メートル、九州北部の陸上は45メートル前後の暴風が吹くおそれがあります。飛来物によって負傷したり、木の幹が折れたり、走行中のトラックが横転するおそれがあります。
暴風域に入っている時は、外には出ないようにしましょう。屋根などの点検をするのは大変危険ですので、絶対にやめましょう。
活発な雨雲 線状降水帯発生のおそれ
明日30日にかけても九州は線状降水帯が発生しやすく、急激に災害の危険度が高まるおそれがあります。
土砂災害の危険度高まる
九州南部や大分県では、これまでの大雨により地盤が緩み、土砂災害の危険度が高くなっている地域があります。明日30日にかけて降り続く雨で、記録的な大雨となり、大規模な土砂災害が発生するおそれがあります。土砂災害に厳重に警戒して下さい。土砂災害の危険度が高くなっていない地域でも、今後の大雨により状況が変わってきますので、最新の情報にご注意下さい。
また大雨により、大分県の大分川や駅館川(やっかんがわ)、宮崎県の本庄川、酒谷川、鹿児島県の万之瀬川、加世田川などで氾濫危険水位に達し、氾濫のおそれがあります。増水した川には近づかないようにし、身の安全が確保できる場所でお過ごし下さい。