19日の九州は内陸部で35℃以上の猛暑日も 熱中症に警戒 週末から梅雨空が戻る
晴天と厳しい暑さ
夏の太平洋高気圧がこの時季としては異例の強さで覆っているため、九州北部や南部でも梅雨明けしたかのような青空が広がっています。
日中は強い日差しが照りつけ、最高気温は九州各地で30℃以上となり、大分県日田市36℃、福岡県久留米市や熊本県人吉市は35℃など、内陸部は35℃以上の猛暑日になる所があります。まだ本格的な暑さに慣れていないこの時季は、熱中症になりやすい傾向にあります。運動や作業などをする際は、無理を控え、定期的に休憩を取り、こまめに水分補給を行いましょう。
また、午後は強い日差しの影響で、山沿いなどで積乱雲が発達し、にわか雨や雷雨の所があります。天気の変化にお気をつけて下さい。
週末は梅雨前線が近づく
週末から来週中頃にかけて、梅雨前線が九州付近へのびてくるため、九州は再び梅雨空が戻るでしょう。来週中頃にかけて前線や湿った空気の影響を受けて、曇りや雨の日が多くなり、局地的に雨量が多くなるおそれもあります。最新の気象情報にお気をつけ下さい。
来週は日差しが弱まりますが、湿度が高く蒸し暑さが続くでしょう。