北海道の1か月予報 日本海側は大雪の恐れ。寒波の到来も!?
2022年12月08日16:39
1週目(12月10日~12月16日) 日本海側中心に雪や雨が降りやすい 気温の変動も大きく
また、11日の日曜日の午後は北風が吹きやすい冬型の気圧配置となりそうです。石狩湾周辺の札幌や小樽周辺では雪が強く降る可能性があります。週明け12日は、通勤・通学前に雪かきの必要な所が多くなるかもしれません。
なお、13日~14日にかけては発達する低気圧が北海道付近を通過し、天気の荒れる恐れがあります。低気圧が運ぶ暖かい空気の影響で気温が上がり、13日は広く雨となりそうです。これまでの降雪で積雪の多くなっている地域ではなだれに注意してください。
翌14日は冬型の気圧配置が強まり、気温が急速に下がって日本海側を中心に再び雪が降るでしょう。風も強く、沿岸を中心にふぶく所もある見込みです。この両日は気温の変動も大きくなりそうです。車の運転には路面状況の変化などに注意が必要です。
2週目(12月17日~12月23日) 日本海側は大雪の可能性 寒波の襲来となる恐れも
なお今日は札幌管区気象台より1か月予報に加えて、低温と大雪に関する早期天候情報も発表されました。それによると、12月14頃からの約5日間は日本海側での大雪とともに、かなりの低温となるとのことです。
極渦(きょくうず。きょっかともいう)と呼ばれる、普段は北極圏上空で循環する大規模な低気圧の渦が、この期間はオホーツク海北部付近まで南下し、北海道上空に強い寒気が流れ込むと予想されています。
このため、冬型の気圧配置などの影響で雪の降りやすい日本海側では例年の冬に比べて大雪となる可能性があります。道内では道北などですでに積雪が100cmを超えている地域もありますが、さらなる大雪で積雪が一気に増加するところもありそうです。大雪や低温により、普段の生活や交通機関などに大きな影響の発生する可能性があります。最新の気象情報に注意し、停電など不測の事態に備える準備なども心がけるようにしてください。
3~4週目(12月24日~1月6日) クリスマス前後は強い寒気が残る可能性 例年通りの年越しに!?
また、日本海側では局地的に雪の降り方の強まることもあります。急な大雪などの対策は常に心掛けるようにしましょう。
また、年末年始は買い物や帰省など人の移動が多くなる時期でもあります。交通機関を利用したり、徒歩で買い物などの機会も増えるでしょう。雪道を歩く際には万一の転倒など不測の事態に備えてできるだけ手は外に出して歩くなどし、新たなる年を迎える準備をしましょう!