北海道 冬型の気圧配置や寒気の影響が長引く恐れ
今日(8日)も日本海側で雪
今夜にかけても日本海側では雪が降りやすく、オホーツク海側でも雪となる所があるでしょう。北西の風が強く吹き、また、大気の不安定な状態も続く見込みです。ふぶきによる見通しの悪さや、雷を伴って雪が強く降るなど天気の急な変化などに注意してください。
11日(水)~12日(木)は冬型の気圧配置が強まり、再び大雪の恐れ
なお、11日(水)~12日(木)には、北海道上空に再び強い寒気を伴う気圧の谷が接近する見込みです。上空約1500mの予想気温を見ると、マイナス15℃以下の寒気が北から流れ込む予想となっています。札幌上空約1500mで最も寒い時期(2月上旬)の平年値が約マイナス13~マイナス14℃といわれており、この時期を下回る強い寒気が流れ込む見込みです。日本海北部の海水温は平年並みかやや高く、上空寒気との気温差によって日本海上で雪雲が発達し、日本海側を中心に大雪となる恐れがあります。大雪やふぶきによる交通障害などに十分注意して下さい。
週後半は強い寒気が居座る 日中も厳しい寒さに
また今後の動向次第ですが、次の週末となる14日(土)~15日(日)頃には北よりの風が吹きやすい冬型の気圧配置となることが予想されており、札幌圏を含む道央でまとまった雪の降る可能性があります。年末となり人の行き来が多くなる時期です。最新の気象情報等に注意し、早めの行動を心がけるようにしましょう。