週明けの北海道太平洋側では台風第27号による高波や高潮に注意を
台風第27号の北上に伴い、北海道の太平洋側沿岸では週明けからうねりを伴う高波の影響を受けそうです。台風の影響を最も受けそうなのは7日(水)頃となりそうですが、台風の発達程度や進路によっては影響範囲が拡大し、また長期化する可能性があります。最新の台風情報、気象情報に留意し、船舶・港湾関係や海上レジャーを計画されている方は注意して下さい。
大型で強い台風第27号は今日(3日)12時現在、マリアナ諸島付近を毎時15kmの速さで北北東に進んでいます。最新の台風予想では、台風は今後も北上を続けて6日(火)には日本の東海上を北東に進みながら速度を上げ、7日(水)には千島の東海上を北東に進む見込みです。現在の予想では、台風は日本列島に直接上陸する可能性は低くなっていますが、北海道では5日(月)から6日(火)前半にかけて低気圧や前線を含む気圧の谷が通過する見込みで、周辺海域では強い風によって波が発生する「風浪」により波が高くなる地域があるでしょう。この気圧の谷が通過した後の6日(火)後半から北海道の太平洋側では台風の北上によるうねりを伴った高波の影響を受けそうです。台風による高波やうねりのピークは7日(水)頃の見込みですが、うねりを伴う波は風がやんでもすぐにおさまることはほとんどなく、影響は来週末にかけて残る可能性があります。船舶関係や海のレジャーを計画されている方は今後の情報に注意し、また高波にさらわれないよう海岸付近には近づかないようにしましょう。
海岸や河口付近では高潮にも注意を
また、海岸や河口付近、地形が入り組んで湾状となっている地域などではうねりを伴う高波により、高潮の発生する可能性があります。台風が陸上に上陸しなくても、台風接近による気圧低下に伴う海面の吸い上げや、強風により海面の水が陸地に押しやられる吹き寄せが発生するおそれがあります。また、今の時期は年間でも最も海面水温が高く、それにより海水が膨張し、海水面が普段より高くなっている可能性があります。これらの要因が複合的に重なると、海岸付近では標高の低い地域を中心に高潮による被害が発生することが考えられます。海岸付近にお住いの方は自治体などが発布するハザードマップなどを確認し、必要であれば高い場所に避難することなども今の内から検討して下さい。