初夏の陽気で桜のつぼみグッと膨らむ 東京は24日開花・満開は全国トップ29日予想
今日22日(土) 本州で今年初の夏日 東京は那覇より高く初夏の陽気
14時までの最高気温は、西日本~東北の所々で20℃を超え、三重県尾鷲市では25.1℃と、本州で今年初の夏日となりました。東京都心は23.4℃と5月中旬並みで、那覇市22.0℃より高くなりました。北日本も気温が高く、仙台市は今年初の20℃超え。札幌は10.4℃と4月上旬並みですが、午後は気温が急降下、14時現在5℃台まで下がっています。
夏日地点は更に増加 東京など1週間連続20℃超えへ 桜開花ラッシュへ
明日23日(日)も、西日本・東日本は晴れて、最高気温25℃以上の夏日地点は更に増える見込みです。
この先、28日(金)頃にかけて、西日本・東日本では平年より気温が高く、桜のつぼみの生長が一層進みそうです。東京都心では28日(金)頃にかけて20℃超えが続く見込みで、3月に20℃超えが1週間も続くのは、過去にないことです。
日本気象協会の桜の開花予想では、明日3月23日(日)に宮崎で開花を迎える予想で、24日(月)には東京や鹿児島、高知で開花すると予想しています。その後、25日(火)には福岡、26日(水)には名古屋、27日(木)には大阪で、30日(日)には仙台でも開花となり、一気に桜の開花ラッシュへ突入しそうです。
満開全国トップは東京で、3月29日(土)の見込みです。
東京 開花→満開が早い予想
開花~満開までの日数は、気温が高いと短く、低いと長くなる傾向があります。1964年は、開花から3日で満開となり(4月2日開花・4月5日満開)、まさに「三日見ぬ間のサクラかな」となりました。最近だと、1998年が4日(3月27日開花・3月31日満開)と最短記録2位タイ。2014年は5日(3月25日開花・3月30日満開)で満開となりました。逆に、1966年は開花から満開まで16日間もかかりました(3月20日開花・4月5日満開)。
今年は開花~満開が早くなる可能性があるため、開花・満開予想を参考に、自分の目でも日々の桜の様子をチェックすると良さそうです。