今夜19日から明日20日朝も列島は極寒 道路や水道管の凍結、ヒートショックに注意
今日19日(水)の最高気温は広く真冬並み
最高気温は、関東から九州にかけても10℃に届かない所が多く、東京都心は8.9℃、名古屋6.9℃、大阪市7.0℃、広島市8.2℃、福岡市8.7℃。冷たい北風も吹いて、数字以上に寒かったと思います。
また、北陸や東北は5℃に届かず、金沢3.6℃、仙台3.9℃と厳しい寒さになりました。札幌は氷点下0.3℃など北海道は広い範囲で真冬日になりそうです。
明日20日(木)朝は各地で氷点下 ピークの所も
また、北海道や長野県など本州の内陸部では一番濃い青で示された氷点下5度以下の地域もあり、水道管が凍結する恐れがあります。
住宅全体を暖めて ヒートショックを防ごう
そのためには、部屋ごとに温度計を置いて室温を確認し、寒い部屋には、暖房器具を設置するなど、対策を心がけましょう。部屋と部屋の温度差をなくすためには、居室 だけでなく、家全体を暖かくすることが重要で、二重サッシにするなど、断熱化も有効です。
特に、居間や脱衣所の室温が18度未満の住宅では、浴槽のお湯の温度が42度以上の"熱め入浴"が増加する、という研究結果もあり、血圧の急激な変化につながるおそれもあります。
目安となる室温は、家中どこでも18度以上と覚えてください。
水道凍結を防ぐために 事前の対策は?
事前に、水道管の中から、水を抜いておきましょう。水抜栓はいろいろな種類がありますので、あらかじめ使用方法を確認しておき、水抜栓の場所もチェックしておくと、水を抜く作業がスムーズです。
屋外で、むき出しになっている水道管やメーターを、発泡スチロールなどの保温材を使って、専用テープでしっかりと巻き、保温しておきましょう。
それでも、もし、水道が凍結してしまった場合、凍結させたままにしておくと、水道管の破裂につながることもありますし、解氷のために、蛇口などに、直接、お湯をかけたりするのも危険で、禁物です。必ず、お住まいの自治体に相談するか、水道業者へ修繕作業を依頼してください。