紅葉前線 立山室堂平は今が色づきのピーク 標高の高い所から徐々に進行中
2024年10月03日11:40
標高の高い所から始まる紅葉
美しく紅葉するための主な三つの気象条件
②夏から秋にかけて穏やかに晴れて、日照時間が長いこと(但し適度な降水量は必要)
③朝晩は冷え込み、日中との寒暖の差が大きいこと
紅葉が始まる目安は、日平均気温が10℃~12℃程度以下、最低気温が8℃以下になる頃とされています。このため、季節の歩みが平地よりはやく、気温のベースが低い標高の高い所ほど、紅葉の色づきは早く進んでいくのです。
カエデが赤く色づく仕組み
北陸や近隣地域の紅葉の見頃時期
新潟県の弥彦公園(もみじ谷)は、11月中旬を中心に11月上旬から11月下旬にかけて見頃となりそうです。石川県の兼六園は、11月下旬~12月上旬にかけて見頃となるでしょう。いずれもライトアップが予定されているようです。日中と夜間で趣の異なる双方の紅葉をお楽しみ下さい。また、福井県の永平寺は、11月上旬~11月中旬にかけてが見頃となりそうです。
近隣地域の見頃は、岐阜県の乗鞍スカイラインは10月前半、白川郷は10月下旬、長野県の上高地は10月中旬と予想されています。
全国の主なスポットの紅葉見頃予想
北日本の山間部でも順調に色づきが進み、すでに見頃を迎えている地点もありますが、全国的には見頃は遅くなりそうです。北陸以外の地域毎の詳細は、是非こちらをご参考になさって下さい。