北陸 23日頃は警報級大雨 27日にかけて雨量増 列島に近づく熱帯低気圧にも注意
予想される1時間降水量は30mm以上
二日で6月1か月分の降水量 その後も27日にかけて断続的に雨が強まる
一方、24日6時迄に予想される48時間降水量は140~160mm。二日で約1か月分またはそれを上回る降水量が予想されています。
長すぎる梅雨の中休みと猛暑の後は、短時間で集中的に降る大雨が予想され、極端な天気は続きます。能登半島地震の影響で地盤が緩んでいる所もあり、土砂災害などのリスクが急激に高まる所があるでしょう。23日は周囲の見通しの悪い未明~明け方の時間帯に雨の降り方が強まりますので、今夜は安全な所でお休みください。
太平洋高気圧弱まる 熱帯低気圧の動向にも注意
きょう22日(日)午前3時、日本の南東の海上で、新たな熱帯低気圧が発生しました。現在北西へ進んでおり、今後も北西に進んで日本列島に近づくことも考えられます。今の所、台風へ発達するような予想はありませんが、熱帯由来の強い暖湿気を伴っています。北からは梅雨前線が南下しており、本州付近の雨雲が発達することも考えられます。今後の動向には注意が必要です。
27日まで雨の降り方に注意 真夏日は少ないが梅雨型の熱中症にも注意
23日からは、最高気温30℃以上となる地点は減り、気温のベースはやや下がりますが、それでも25℃以上の夏日が続く見込みです。湿度が高く蒸し暑さがアップするでしょう。湿度が高いと汗をかいても蒸発しにくいため、体温が下がりにくくなります。身体の中に熱がこもりやすくなり、熱中症リスクが高まりますので、注意・警戒が必要です。