北陸 18~19日頃は再び警報級大雨となるも季節のターニングポイント 初冠雪も
最新の1か月予報
この先1か月の平均気温も、平年より高い見込みです。ただ、1週目の18日~24日にかけては、冬型の気圧配置となりやすく、季節が一歩前に進むでしょう。
降水量は、ほぼ平年並みですが、日毎に見ると、秋雨前線などの影響を受けて、局地的・短期的な大雨となる可能性がまだあります。引き続き自宅周辺の側溝などは定期的に掃除をするなどの対策をしましょう。
18~19日頃は再び警報級大雨も その後季節は一歩進む
18日~19日にかけては、秋雨前線が北陸地方を通過して大気の状態が不安定となる見込みです。局地的に激しい雨や雷雨となり、新潟県や富山県を中心に再び警報級の大雨となる可能性があります。今後の情報に十分注意して下さい。
20日以降は、周期的に寒気が流れ込み季節が一歩前に進むでしょう。多くの地点で最高気温は20度前後、最低気温は10度台前半となり、次第に10度未満となる日も現れるでしょう。北アルプスの立山方面では、20日以降は、降れば雪となる寒気が流れ込み、平野部よりも先にモノトーンの世界に突入するでしょう。
立山の初冠雪 過去最早は9/14 最遅は11/9
図は初冠雪となった日を1939年の統計開始~2024年までプロットしたもので、赤色の実線は現在の平年日の10/12、青色の点線は、変化傾向を示したものです。過去85年の記録をたどると、初冠雪の日は年々遅れているようにも感じますが、山頂付近での初雪の日と地上から観測された日は必ずしも同じ日にならないこともあり長期的な変化傾向は分かりません。
オリオン座の流星群 21日の極大を中心に前後数日間はチャンス
オリオン座流星群の活動が極大となるのは10月21日の21時頃。但し、東の地平線から現れて見やすくなる時間帯は、22日の未明~明け方頃です。流星群の放射点は赤く輝く1等星のベテルギウスの上方です。流星群の出現するピークはなだらかなので、前後数日間はチャンスがありそうです。1時間に10数個程度はみられるとのことで、観測する際は、防寒をしっかり行いましょう。
20日以降は星空観察のチャンスもありそう
▼国立天文台 今日のほしぞら(外部リンク)
https://eco.mtk.nao.ac.jp/cgi-bin/koyomi/skymap.cgi
