異例の残暑 関東甲信で体温超えの暑さ続出 東京36℃予想 最も遅い猛暑日か
2024年09月20日09:35
異例の残暑 体温超えの暑さ
関東から九州は広く猛烈な暑さとなりますが、特に顕著な高温が予想されるのが関東甲信です。最高気温は前橋市や甲府市で38℃、熊谷市、さいたま市では37℃と体温超えの暑さが続出するでしょう。
東京都心は36℃と統計開始以来、最も遅い猛暑日となる予想です。(東京都心では今月18日(水)に猛暑日となり、82年ぶりに最晩記録を更新したばかりです。)前橋市や水戸市、さいたま市、横浜市でも最も遅い猛暑日となる見込みです。
東京都を含め、広く熱中症警戒アラートが発表されています。9月後半とは思えない危険な暑さとなりますので、熱中症に厳重に警戒してください。
明日21日もまだ猛烈な暑さ
22日(日)は秋雨前線や前線上の低気圧の影響で、次第に雨が降り、関東南部の猛暑日も解消されそうです。24日(火)以降はようやく30℃に届かない日が増えるでしょう。
ただ、これでも平年と比べると、まだ気温の高い状況です。1か月予報では、この先1か月も気温は平年より高く、季節の進みはしばらく遅いままとなりそうです。
熱中症警戒アラート発表時 とるべき行動は
①外出はできるだけ控え、暑さを避けましょう。熱中症を予防するためには、暑さを避けることが、最も重要です。不要不急の外出は、できるだけ避けてください。屋内では昼夜を問わず、エアコンなどを使用して、部屋の温度を調整しましょう。
②屋外や、エアコンが設置されていない屋内での運動は、原則、中止や延期をしましょう。
③普段以上に、熱中症予防行動を実践しましょう。のどが渇く前に、こまめに水分を補給したり、なるべく涼しい服装を心がけたりしてください。
④熱中症のリスクが高い方に、声かけをしましょう。高齢者や子ども、持病のある方、肥満の方、障害のある方などは、熱中症にかかりやすいため、「夜間でもエアコンを使う」「こまめな水分補給を心掛ける」など、周りの方が声をかけてください。
⑤暑さ指数(WBGT)を確認しましょう。暑さ指数は、時間帯や場所によって、大きく異なります。環境省熱中症予防情報サイトなどで確認して、暑さ指数を行動の目安にしてください。