九州に大雨警報 沖縄や西・東日本は滝のような雨の恐れ 各地の雨のピークは?
今日24日は、前線を伴った低気圧が西日本付近を進んでいます。沖縄や九州、四国には活発な雨雲や雷雲がかかり、所々で激しい雨を観測しています。正午現在、鹿児島県や宮崎県には大雨警報が発表されている地域があります。明日25日にかけて大雨エリアは次第に東へ広がるでしょう。各地の雨のピークをまとめました。
沖縄や九州に活発な雨雲や雷雲 激しい雨を観測
今日24日は、前線を伴った低気圧が西日本付近を東へ進んでいます。低気圧や前線に向かって、暖かく湿った空気が流れ込み、大気の状態が非常に不安定となっている所があります。
正午現在、沖縄や九州から北陸、東北に雨雲がかかっており、沖縄や九州、四国には活発な雨雲や雷雲がかかっています。1時間に鹿児島県南さつま市や薩摩川内市中甑で40.5ミリ、沖縄県西表島の大原で37.5ミリ、鹿児島県屋久島で34.5ミリ、長崎県五島市福江で30.0ミリの激しい雨が降りました。
正午現在、鹿児島県や宮崎県には大雨警報が発表されている地域があります。
正午現在、沖縄や九州から北陸、東北に雨雲がかかっており、沖縄や九州、四国には活発な雨雲や雷雲がかかっています。1時間に鹿児島県南さつま市や薩摩川内市中甑で40.5ミリ、沖縄県西表島の大原で37.5ミリ、鹿児島県屋久島で34.5ミリ、長崎県五島市福江で30.0ミリの激しい雨が降りました。
正午現在、鹿児島県や宮崎県には大雨警報が発表されている地域があります。
明日25日にかけて警報級の大雨
この低気圧は、明日25日にかけて西日本から東日本を通過する見込みです。明日25日にかけて沖縄や九州から関東甲信では雷を伴って1時間に30ミリ以上の激しい雨や1時間に50ミリ以上の非常に激しい雨が降り、大雨となる所があるでしょう。
各地の雨のピークは?
【沖縄】今日24日の夕方にかけて非常に激しい雨の降る所があるでしょう。明日25日の昼頃にかけて断続的に雨が降りそうです。
【九州・中国・四国】九州では今日24日の昼過ぎまで、中国や四国では昼過ぎから夜にかけてが雨のピークで、非常に激しい雨や激しい雨に警戒が必要です。明日25日の明け方まで雨や雷雨になるでしょう。
【近畿・東海】今日24日の夜から明日25日の明け方にかけて活発な雨雲や雷雲がかかり、局地的に非常に激しい雨が降りそうです。明日25日の昼頃まで雨が降るでしょう。
【関東】今日24日の夜から雨が降り出すでしょう。明日25日の朝まで雨で、沿岸部では激しい雨の降る所がありそうです。
【北陸・東北・北海道】北陸は今日24日の午後も、東北や北海道は今日24日の夜から雨が降り出し、明日25日にかけて雨が降るでしょう。
西日本を中心に明日25日にかけて、土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒してください。また、落雷や竜巻などの激しい突風に注意してください。
【九州・中国・四国】九州では今日24日の昼過ぎまで、中国や四国では昼過ぎから夜にかけてが雨のピークで、非常に激しい雨や激しい雨に警戒が必要です。明日25日の明け方まで雨や雷雨になるでしょう。
【近畿・東海】今日24日の夜から明日25日の明け方にかけて活発な雨雲や雷雲がかかり、局地的に非常に激しい雨が降りそうです。明日25日の昼頃まで雨が降るでしょう。
【関東】今日24日の夜から雨が降り出すでしょう。明日25日の朝まで雨で、沿岸部では激しい雨の降る所がありそうです。
【北陸・東北・北海道】北陸は今日24日の午後も、東北や北海道は今日24日の夜から雨が降り出し、明日25日にかけて雨が降るでしょう。
西日本を中心に明日25日にかけて、土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒してください。また、落雷や竜巻などの激しい突風に注意してください。
非常に激しい雨とは?
非常に激しい雨は、1時間雨量が50ミリ以上～80ミリ未満の雨を表しています。これは、滝のように降る雨で、ゴーゴーと降り続くイメージです。また、傘は全く役にたたないレベルで、木造住宅の屋内では、寝ている人の半数くらいが雨に気づくほどです。外では水しぶきで、あたり一面が白っぽくなり、視界が悪くなるため、車の運転は危険です。
なお、1時間に50ミリの雨というのは、雨水が別の場所に流れず、そのまま、たまる状態だと、降った雨が50ミリの高さになるくらいです。1時間に50ミリの雨が、1平方メートルに降ると、50リットルの量になります。例えば、傘を開いた面積がおおむね1平方メートルなので、1時間、傘をさしていると、牛乳パック50本分もの雨が、傘にあたることになるのです。
ただ、実際は、まわりの雨水が集まると、その地点に降った雨の量よりも多く、水がたまることもあります。非常に激しい雨が降ると予想される所では、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水・氾濫に、十分ご注意ください。
なお、1時間に50ミリの雨というのは、雨水が別の場所に流れず、そのまま、たまる状態だと、降った雨が50ミリの高さになるくらいです。1時間に50ミリの雨が、1平方メートルに降ると、50リットルの量になります。例えば、傘を開いた面積がおおむね1平方メートルなので、1時間、傘をさしていると、牛乳パック50本分もの雨が、傘にあたることになるのです。
ただ、実際は、まわりの雨水が集まると、その地点に降った雨の量よりも多く、水がたまることもあります。非常に激しい雨が降ると予想される所では、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水・氾濫に、十分ご注意ください。
